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占術

タロットよりイメージしやすい!!「ルノルマンカード占い」の由来とその占い方

こんにちは、ホステス占い師の柊里(しゅり)と申します。

「ルノルマンカード占い」はルノルマンカードを用いて行う占いで、占う内容を決めたら占者はカードに質問するようにカードを引き、出たカードやその配置、組み合わせなどをもとに結果を読み解いていきます。

「ルノルマン」という名前は、18世紀後半~19世紀前半にフランスで活躍した「アン=マリー・デレイド・ルノルマン夫人(マドモアゼル・ルノルマン)」の名にちなんでつけられています。しかし、実際にルノルマンカードを考案したのは彼女本人ではありません。幼い頃から不思議な力をもつ彼女でしたが、生活があまり裕福ではなく高価なタロットカードを買うことができず、安価な安価なトランプを代用していた言われています。

マドモアゼル・ルノルマンは著名人の未来や死までを言い当てては、度々逮捕されるほど実力のある占い師だったそうです。ルノルマンカードはそんな彼女の死後、彼女の占いの能力にあやかろうと発売されたカードの1つなのです。

「ルノルマンカード占い」の魅力

ルノルマンカード占いの魅力は、2つあります。
1つは、タロットカード等の他のカードと比べて、カードに描かれている象徴からイメージが掴みやすいことです。
カード系の占いは、インスピレーションが的中率を左右しますので、イメージしやすいことはとても重要なのです。
そのため、初心者にも扱いやすく、他のカードをメインにしている占い師でも、より具体的な結果が欲しいときに使用したりしているようです。

もう1つは、日本でも知名度が上がってきていますが、まだまだ、その占法が確立されていないことです。
もちろん、最低限のルールやセオリーはありますが、発展する余地があるので、より的中率が高い方法を見つけることが容易だったりするのです。

「ルノルマンカード占い」の占い方

ルノルマンカードの内訳は36枚。そして、ルノルマンの真髄はグラン・タブローといって、36枚すべてを展開してその人の今の人生全てを大きな一枚の絵にするものになります。
さすがに、1記事の中でその全てを書くのは難しいので、ここではメジャーな方法の1つ「3枚引き」をご紹介していきます。

【ステップ1】占う内容を決める

占う内容はできるだけ具体的なものにすると良いでしょう。抽象的な質問には、抽象的な答えが返ってきます。また、長期的な質問、時期についての質問も不向きと言えるでしょう。

占う内容

彼と喧嘩してしまったのですが、仲直りできますか?

【ステップ2】キーカードを1枚取り出す

36枚のカードの中から、キーカードを1枚取り出します
キーカードとは、占う内容を象徴するカードのことを言います。
例えば、彼の気持ちを占うのであれば【28番:紳士】のカード、合コンやサークルについて占うのであれば【20番:庭園】のカードを取り出しておきます。
※キーカードについては、別記事「「ルノルマン占い」36枚のカードが持つ意味、読み方とキーワード一覧」をご確認ください。

キーカード

彼の気持ちを知りたいので【28:紳士】のカードをキーカードとして取り出しテーブルに置きます。

【ステップ3】キーカード以外の35枚をシャフル

残りの35枚をシャフルします。シャフルの方法については、明確な基準というものは存在しません。シャフルは儀式的なもの、自分が集中するためのルーティーンの1つと考えてください。
ここでは「トランプの要領で切る」⇒「3つの束に分けて順番を変えて1つに束ね直す」を何回か繰り返してください。

【ステップ4】キーカードの下に3枚のカードを展開

シャフルをおえたカードの束の1番上から、1枚ずつカードを3枚取り出して、左から順番に、横1列に3枚並べていきます。
ここでは、左から【36:十字架】【12:鳥】【24:ハート】が出たと仮定します。

【ステップ5】出たカードをリーディングする

リーディングの仕方は、左から【過去・現在・未来】、占う内容によっては【原因・過程・結果】という風に読むケースもあります。
今回のケースでは、【原因・過程・結果】としてリーディングしていきます。

リーディング

出たカードが左から【36:十字架】【12:鳥】【24:ハート】ですので

原因【36:十字架】
彼は何かストレスを抱えている、背負っている
過程【12:鳥】
コミュニケーション、話し合いをすることで
結果【24:ハート】
仲直りできる、仲良くできる

というようにとれます。

※リーディングについては、別記事「「ルノルマン占い」36枚のカードが持つ意味、読み方とキーワード一覧」でそれぞれのカードの意味をご確認ください。

おわりに

3枚引き」はいかがでしたか?
ルノルマンカード占いは、タロットカード占いと比べると成熟しきっていない占いです。
様々なスプレッドや読み方、通常は視ないとされる正位置・逆位置まで視ていくなど、試行錯誤を繰り返しながら的中率を上げていく可能性に満ちています。
是非、自分にとっての正解、自分に合ったオリジナル占法を見つけてみてください。

《執筆者》柊里
占い師とホステスの二刀流!
どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。
何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。

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