占いや占術を題材にした漫画やアニメ
①タロットウォーズ
タロットウォーズは、氷室 奈美(ひむろ なみ)先生の代表的な作品です。
タロットロードの続編で、1989年~1994年の間、ホラー漫画誌「ハロウィン」に連載されていました。
単行本は、画面左手の朝日新聞の子会社「朝日ソノラマハロウィン」から出版されたものと、画面右手の「集英社(ホーム社)」から出版されたものがあり、集英社から出版された方には、タロットロードも収録されています。
ストーリーは、主人公の高校生・関雪乃(せきゆきの)を中心とした高校生占い師達が悪魔祓していくというオカルト漫画です。
悪魔祓いや怨霊払いというと、大人気漫画「青の祓魔師」や「呪術廻戦」がありますが、テーマとしては、ある意味、時代を先取りしていたパイオニア的な漫画だったと言えるでしょう。
②タロット♥ラビリンス
タロット♥ラビリンスは、松本 夏実(まつもと なつみ)先生の短期連載作品で、1997年に単行本が「集英社(りぼんマスコットコミックス)」から出版されています。
松本先生の代表作は、「聖♥ドラゴンガール」「夢色パティシエール」など。
特に、夢色パティシエールはTVアニメ化されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ストーリーは、主人公の星川亜美(ほしかわあみ)が祖父の創立した星川学園(高校)に転校してきたら、いきなり祖母の形見のタロットが盗難にあってしまうという展開が早い学園もの漫画です。
③タロット〜すべてはカードの言うとおり〜
タロット〜すべてはカードの言うとおり〜は、韓国のウェブトゥーン作家クォン・ドンヒョン氏が、2014年にウェブトゥーンの公募展に出品して入選した作品です。(※ウェブトゥーンとは、ウェブ漫画のこと)
ウェブトゥーンなので、単行本はありませんが、韓国の⼤⼿漫画ポータルサイト「Mr. Blue」が作品を日本語に翻訳して「ピッコマ」に掲載しています。
ストーリーは、主人公の占い店主ファンと女刑事がタロットカードを活用して事件を解決していく刑事ものの漫画です。王道刑事ものなので、違和感なく読めます。
④主婦だけど霊感占い師やってます。
主婦だけど霊感占い師やってます。は、女性漫画家のあらた 真琴(あらた まこと)先生の作品で、占い師のAQUA先生が監修しています。
単行本は、2019年に「ぶんか社」から出版されています。
あらた先生の代表作は、「となりの席は外国人」で、当時、あらた先生が小学校講師をされていた時の経験を漫画化したものです。
ストーリーは、監修者でもある占い師のAQUA先生の日常を描いたもので、占い師に聞いてみたい内容が盛りだくさんの漫画です。
⑤占い師の悩み事
占い師の悩み事は、漫画家のラスペ先生の作品で、2019年~2020年の間「ドラドラしゃーぷ#」にて配信されたものです。
単行本は、2020年に「KADOKAWA(ドラゴンコミックスエイジ)」から出版されています。
ラスペ先生の素性は不明ですが、ツイッターでおねショタの人だったはずとあるので、女性なのかもしれません。
ストーリーは、高校生占い師の占内晶子のもとに恋の相談を占いに来た男子中学生の水野悠の2人の純粋無垢な恋愛を描いたものです。
最近は占いを題材にした漫画も増えている
以前は殆ど無かった占いや占術をモチーフとしたような漫画やアニメですが、最近は、ウェブ漫画の新しい作品で、散見されるようになりました。
こういった漫画は、たいていノベルが漫画化されることが多いので、人気のノベルをチェックしておくと、そのうち漫画化されるかもしれません。
それと、紹介した作品の中に韓国のものがありましたが、海外からの輸入作品も益々増えていくでしょうから、そのうち大ヒット作品が出てくるかもしれませんね。
ゴルフが趣味のライターです。 占いについて調査・取材を重ねているうちに、評価できるまで成長していました笑笑 たまに核心に迫る占い師に遭遇するとテンション爆上げです。 |