現役占い師の♠kannon♦です。
彼との関係がマンネリ化してきて、お互いに好きなのかどうかわからなくなってしまった。でも、嫌いではない。
または、前と比べて彼の意思表示が少なくなり、何を考えているのかわからない。
こちらから「結婚したい」とも言いにくい。結婚する気があるのかどうか聞いても、うやむやにされるだけ。
結婚する意思があるのかもわからなくて、このままズルズル付き合っても…。
なんか自分が大事にされていない気がする等々。
こうした理由で彼と別れたいと思っても、なかなか別れられなくて「わたしは、どうしたら良いのでしょうか」という相談をたまに受けます。
今回は、彼と別れた方がいいケースと別れ方、彼と別れたくても別れられないときの考え方についてお話します。
特に理由がないから別れられない
長く付き合っているカップルによくある別れられない理由が、これといって「別れる理由がない」というものです。
長く付き合えば、いつか一緒になれるだろうと思う人もいます。しかし、“縁”や“運命の相手”というものは生まれる前から定められていることもあり、7年間付き合っても、何かをきっかけにあっけなく別れてしまうカップルなども見てきました。どんなに長く付き合おうとも、別れる縁はほどけてしまうもの。
そういうカップルに限って別れたらサバサバしていたりするもので、付き合った期間の長さは関係ないのかもしれないと感じることもあります。
彼の洗脳のせいで別れられない
別れたいのに別れられない理由として、お互いに依存してしまっているケースがあります。中には、DVのような形にまで発展する例もありますが、さらに自己犠牲の強い人に多いのが、彼からの「洗脳」によって離れられなくなるタイプです。
「洗脳」といっても、上から抑え込まれるものと、母性が絡んで離れられないというものがありますが、どちらも「わたしがいなければ」という気持ちにさせるものです。スピリチュアルな見解においても、「犠牲」は美しいものではありません。自分さえ我慢すればというのは、恋愛においてはアンフェアです。恋愛も結婚も、波動の同じ相手が、愛や許しや助け合うことをお互いに供給し合う姿で成立します。
ですから、お互いに相手からもらうことばかりを考えているカップルは、短い時間で破たんします。お互いに与えるものが「恋愛」というコンセプトであれば、そのカップルは無理なく長続きするでしょう。男性のことを「この人は、わたしがいなければ生きていけない」という人がいますが、そんなことはありません。エゴで相手を縛っている男性は、彼女から離れていけば、また新しい人を捕まえます。それが辛いと感じるなら、速やかに離れることです。
相談の中で、女性が「別れる」と言ったら泣いて止める男性の話がありました。ところが、女性が勇気を出してそれでも離れることを伝えたら、態度が豹変して冷たくなったそうです。その女性は、別れて清々したと言っていました。
別れる方法としては、まずその原因を冷静に突き止め、自分の気持ちをハッキリさせることです。その上で、メールでも手紙でも「もう会わない」ということをはっきり伝えます。こちらの覚悟の度合で、別れるのが難しいという選択肢は無くなることでしょう。
まずは自分の気持ちを見つめてみる
別れたいのに別れられないと悩んだら、まず相手ではなく、自分の気持ちを客観的に見つめてみることです。
誰もが、自分と向き合うことが苦手です。現在の自分の考えていることは、自分と等身大のハードルのように見ようとしても見えない、頑張らないと越えていけないものが多いのです。
しかし、ハイヤーセルフの言葉などを降ろして、相談者様の深層意識に繋がり、相談者様がどのような状態なのかをひも解いていくと、割と小さなことで引っかかっていたということが多いのも事実です。
その引っかかりとは、「そもそも、自分はどのような状態なのか」ということです。
つまり、彼との問題のようで、実はそうではないことが多く、例えば相談者様本人の生活がマンネリ化していて、今いる場所から動けないでいることもあります。そうした場合には、すぐにすべてを変えることは出来なくても、新しい習い事を始めたり、勉強を始めたり、仕事への取り組み方など何かを変えてみること。すると、彼との意識や波長が合わなくなり、自然と縁がほどけるような形になります。
彼女が新しいことを始めたり、意識を上げていきたいのに、彼が足を引っ張っている場合もあるのです。
別れたいのに別れられない場合には、「自分を観察し、自分が変わる」ことです。「他人は変えられない」という言葉の通りです。
自分のことが分からなくなってしまった場合には、他人に背中を押してもらうことも良い方法です。時には、頼りになる占い師などに相談してみるとよいかもしれません。
ヒーラー。本業鑑定師として、沢山の人々の相談に乗りながらも、フリーライターとして活躍中。自身のブログにてタブーに切り込み、啓蒙活動を続ける3児の母。 |