現役占い師🍀十田ニコです。
不倫にも色々なパターンがあります。
既婚者である男性に、独身女性が恋心を抱いてしまって…、というケースが最も多いのですが、最近では、いわゆる「ダブル不倫」も増えてきています。
男性にも、女性にも、どちらにも家庭があるというパターンですね。
不倫は、ただでさえ「悪」だと世間では言われていますので、そんな悪が「ダブル」で重なるなんて、まるで地獄の沙汰のように思えてしまう人もいるかもしれませんが…。
ダブル不倫は、うまくいけば「この世の楽園」とも言われるほど、甘い蜜のような、美味しい恋愛そのものなのです。
「ダブル不倫」が楽園である理由(メリット)
①独占欲が芽生えにくい
不倫恋愛がドロドロしていく根源は、相手を「独占したいのにできない」という気持ちが芽生えてしまうことにあります。
一方には家庭があるのに、一方にはないという状態だと、「あなたには帰る家があるのに、私にはない…」という点において「フェアじゃない」という感情が常に生まれてきてしまい、これが次第に邪魔になってきてしまいます。
誰だって、一人ぼっちで自宅に帰るのは、それなりに寂しいものですが、大好きな相手は家族に迎えてもらっているのに、自分は一人きり…ということが気になり始めると、途端にその寂しさが膨れ上がってしまうんですよね。
その点、ダブル不倫は、両者に帰る家があるので、心のバランスが取りやすく、ケンカや嫉妬などのトラブルも起こりにくいのです。
②相手の立場を思いやれる
結婚をしたことがない人にとって、「家庭がある」という状況は未知のものです。そのため、時間を作って家を出てくる、ということの大変さや、家族の目があってケータイすらロクに触れない、というシビアさに対して、なかなか理解をすることができないんですよね。
ですから、既婚者と独身の不倫の場合、相手からたった一日返事がないだけで、「どうして私のことを後回しにするの!?」なんて女性の側が激怒してしまったり…といった事態が起こりやすかったりするのです。
その点、ダブル不倫であれば、男性の側も、女性の側も、相手の立場や都合というものを重々承知した上で交際をスタートさせるので、ケンカになることが少なく、スムーズに恋愛を長続きさせることができるのです。
「ダブル不倫」の落とし穴(デメリット)
いいことづくめに思えるダブル不倫ですが、落とし穴があるとしたらそれは一体何でしょうか?
ダブル不倫の場合は、両者に家庭があるわけですから、単純に家族にバレるリスクが2倍であり、不幸にしてしまう人の数も2倍、あるいはそれ以上…、というところが、最も重大な落とし穴と言えるでしょう。
不倫は、裏切り行為であり、徹底的に罰されるべき悪である!という考えを持っている人もいるかもしれませんが…、絶対にバレないよう、こっそりリフレッシュをして、仕事や家庭のために頑張るエネルギーをそこで充電する、という目的であれば、一概に悪だとは言い切れない部分があります。
我慢をすることで、ストレスをため過ぎてしまい、そのせいで病気になってしまったり、イライラして結局離婚になってしまうくらいなら、まだ、ダブル不倫をこっそり楽しんでいる方がいいでしょう。
お互いに、その倫理観をしっかりと持ち、2人の間でのルールや節度を守った上であれば、ダブル不倫は本当の意味で「この世の楽園」としての輝きを放ち始めます。
ここで欲を出し過ぎたり、ハメを外し過ぎたりしてしまわず、適度にストレス発散を行い、健康に楽しくトキメキながら生きる!というスタンスを大事にしましょう。
リフレッシュの手段として
不倫という言葉には、悪いイメージがつきまとっていますが、同じような境遇の相手が、同じような欲求不満を抱えていたら…、そこでこっそり満たし合って、またお互いの生活に戻っていくというのは、リフレッシュの手段として、魅力的であるとも言えます。
ただし、「この世の楽園」が、「この世の地獄」と化してしまわないよう、セキュリティは超厳重に!それだけは、しっかりと意識しておきましょう。
京都のタロット占い師。元ゲームクリエイター。趣味は作詞・作曲をすること&妄想小説を書くこと。 シャム風の猫を飼っている。温泉とお笑いが大好き。 |