現役占い師の♠kannon♦です。
スピリチュアルの法則の一つに「今出会っている好きな人、気になる人というのは、過去世のどこかでかなりの確率で一度以上は出会っている」ということがあります。
今回は、現世の恋愛に過去世が関係するというお話です。
出会いに偶然はない

わたしは結婚して3人子供がいますが、主人と初めて出会ったとき、今まで会ったことのないタイプだと感じました。B型全開の男子という感じで、精神的に合わないなあと思ったのがはじまりです。当初は他大学の先輩後輩という関係で主人は先輩でしたが、それからお互いお付き合いを意識するまでに、5年かかっています。
それでも、縁があってのちに結婚し、今では精神的にも貴重なパートナーになってくれました。
そして、ここ3年ほどの会話の中でよく出るのが「わたしが主人の母親か、少なくてもお姉ちゃんだった過去世が絶対あったよね」ということです。
それは、証拠もないのにお互いウンウンとうなづき合い、「そう言われたら、絶対そうだったよね」と思えてしまうのです。ということは、過去のどこかでも、わたしと夫は家族だったということです。
現世の恋愛と過去世との関係

漫画などで、「どこかでお会いしませんでしたか?」という出会いのくだりが多くあります。それにも過去世の出会いが影響しています。
わたしたちは、死んでから一旦霊界に戻り、向こうで修行をしてまたこちらの世界に生まれてきますが、そのときに、今までの記憶は頭の中から削除した状態で生まれます。ですが、魂は何があったのか、誰と会ったのかをすべて記憶していて、「超感覚」というものが、自分に対してヒントをくれたり、何かを思い出すように仕向けてくれたりするのです。
ですので、現世の恋愛に過去世が関係することは多々あります。実際にあったお話で、ある女性が入社した先の年上の上司が気になってしょうがない、頼りたくて仕方ない場合、その上司は過去世でお父さんだったということや、身近では、ある夫婦の間に生まれた娘さんが、過去世ではお父さんの恋人だった例もあります。この場合、娘さんがお父さんお母さんの結婚を心から祝福して生まれてきたというおまけもあります。
ソウルメイトだと思っているのに結ばれないのはなぜ?

恋愛の苦しみの多くは、この人がソウルメイトだと思っている相手と恋愛関係になれない、好きなのに振り向いてもらえないという形です。とても辛いことです。何ともいえない親しみを感じているのに、なぜ一緒になれないのかということですね。
過去世での関係はさまざまですが、そういう相手は、必ずと言ってよいほどあなたと何らかの縁があった人でしょう。縁があればそれが大きく作用して必ずいつか一緒になれますし、この世ではそういうパターンではないという場合は、どんなに心を尽くしても、それぞれお互いに赤い糸というカルマで結ばれた人と結婚したりするのです。
しかし、例外もあります。わたしの知っているご夫婦は、前世ではお互い男性の大工仲間で「来世も仕事をしような」と言った仲だったのが、現世では男性と女性として生まれてきました。異性として出会う予定ではなかったのに出会ってしまい、それでシンパシーを感じて結婚されたとのことです。
また、結婚したけれど、全然うまくいかなくて離婚した場合は、過去にし残した契約があって、それを味わい学習するために敢えて一旦は一緒になったというケースもあります。
チャンスは必ずある

恋愛と過去世の関係には、本当に星の数ほどのパターンがあります。またいつか書いてみたいテーマですが、大切なことは、たとえこの世で結ばれなかったとしても、人は生まれ変わるものですから、何度でもアタックチャンスがあるということです。縁があれば、現世では片思いが実らなかったとしても、来世では相手の方があなたを好きになるということもあります。
何よりも、多くの人々の中で「大切な人」に出会えたことに感謝して過ごしていきたいですね。
ヒーラーさんの中には、2人の前世の関係をしっかり見てくれる人もいます。気になる方は相談してみると、何か分かるかもしれません。
