現役占い師の♠kannon♦です。
鑑定をしていると、「ずっと出会いがなくて、このまま独身なのでしょうか?」というお悩みの相談を多く受けます。
わたしは、クライアントさんの高次の存在である「ハイヤーセルフ」の言葉を降ろして鑑定をしますが、その際によく言われるのが「赤い糸は沢山ある」「時期は人それぞれ」ということ。
つまり、運命の人は1人ではないということなのです。
人は成長する生き物なので、1つのところに停滞していられません。
学びが終わると舞台が回るように、出会う人のタイプは少しずつ変わり、波長の合う人も変わっていきます。
昔ながらの友人と急に話が合わなくなったりするのは、その一例です。
「出会いがない」その理由とは
「出会いがない」と言うご相談者の方の主だった理由として、2つのパターンがあります。
ひとつは、「(出会いの)時期が来ていない」ということ。
どんなに自分が欲していても、「今、自分はいい感じ」と思っていても、一向に相手が現れない。
現われても付き合う前に離れてしまったり、頑張ってお見合いをしてみても、タイプの違う人ばかりで進まない。
そんなときは、赤い糸で結ばれている相手の結婚準備ができていないということも考えられます。
「どうしても、出会いがない」というときは、一旦そのことから離れて、自分の趣味やお稽古ごと、お仕事など、目の前にあることを大切にしようというメッセージです。
もうひとつのパターンは、「自分がすごい勢いで変化している」ということ。
法則的に、波動の違う相手と結婚はできません。
たとえ結婚したとしても、ひずみが生まれてしまいます。
「結婚のことなんか考えられない」などと思うときは、自分が変化しているときです。
乗り越えるべきことを乗り越えた後や仕事が軌道に乗った後など、何かが終わってひと段落したとき、状況が落ち着いてふっと気が抜けたときに趣味で出会いがあったり、お見合いがトントン拍子に進んだりします。
例えば、親が倒れてしまったとき、精一杯頑張って看病をしていて結婚どころではない生活を送っていたのですが、病状や生活が落ち着いた頃に、ご褒美のようにお見合いで結婚された方がいました。
親子関係を見直してみましょう
2つのパターン以外で、親が年老いたときに自分が家にいなければいけない気がして、お嫁に行く気になれないという問題もあります。
親子関係が原因で、なかなか家から出られないケースです。
なかなか触れられないテーマですが、これは大切なこと。
子どもは親の所有物ではありません。ある程度大きくなったら、親から巣立つのが子どもの本質です。
結婚したら、親孝行ができないということもありません。
相手がよい人であれば、2倍のパワーで親を支えることもできます。
親にとっても子供がもう一人増えることになり、喜ばれることもあるのです。
ですから、親の老後や寂しさを必要以上に心配することなく、自分の本当の幸せを受け入れる気持ちになったとき、おのずと出会いがあったという話はよくあります。
父親との関係が「出会い」の確率を上げる
さらに、父親との関係を見直す必要があるケースもあります。
「結婚相手がお父さんに似ているとうまくいく」という言葉があるように、父親と仲がよい人は、幸せな結婚が出来る確率が高いです。
なぜかというと、父親というのは「男性の象徴」に当たるからです。
自分にとって男性の象徴である父親が嫌いだと、深層意識で男性そのものに対して不信感を持っている場合が多いのです。
そうすると、表面では結婚したいと思っていても、いざとなると気持ちが進まなかったり、うまくいかなかったりします。
今からでも決して遅くないので、父親に対して心を開いていくと、不思議とよい男性と巡り合えます。
鑑定をしていて、いつも感じるところですので、試してみてくださいね。
努力しても、父親の方が冷たい態度をとる場合もありますが、神様は貴方の行動をきちんと評価しています。努力した分、出会いの確率も上がるのです。
以上、出会いのこと、そのコツをお話しましたが、そうはいっても、どうしたらいいか分からないというときもあると思います。
そんな場合は、占い師にご相談されるのも1つの方法です。
心の底にある淀みを、優しい言葉で流してくれますし、未来をより良いものにするアドバイスまでいただけます。
また、「話すことは離すこと」でもあります。
赤い糸を信じて、気持ちを明るく進んで行きましょう。
