こんにちは、ホステス占い師🍷柊里(しゅり)です。
2019年は、ちょっと前になりますが2月4日に立春を迎えました。
旧暦で考えると、立春をもって「厄年」のスタート・・という方もおられますね。
(※地域や神社などによっては1月1日)
ここで、ちょっとした疑問が…。
▶よく「厄年、厄年」と言うけれど、一体厄年って何❓
▶災いが発生しやすい年と聴くけれど、何か根拠があるの❓その由来は❓
厄年の間は何がよくないんだろう・・って、意外と細かい内容については知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、30代女性に2回も訪れるという憎っき💢厄年について解明・研究していきたいと思います。
ちなみに、柊里は、旧暦では先日の立春をもって前厄スタートしてしまいました😢…もちろん19歳の厄です😋
一緒に、厄年をうまく乗り越えましょう😉
まずは厄年チェック!!

厄年にあたる年齢
厄年は男女で異なります。
女性の場合♀ | 19歳・33歳・37歳(大厄)・61歳 |
男性の場合♂ | 24歳・42歳(大厄)・61歳 |
上記の年齢が、[本厄]と呼ばれる歳で、本厄の前年が[前厄]・翌年が[後厄]とされています。
また、厄年には普段私たちが使っている満年齢ではなく数え年を用います。(地域や神社などにより違いあり)
数え年の計算方法
数え年は、生まれた日を1歳と数え、1月1日(厄年を立春から数える場合は立春)が来ると年をとります。
誕生日前→満年齢+2歳
誕生日後→満年齢+1歳
と覚えるとわかりやすいですね。
※旧暦で考える場合、1月1日~節分までの生まれの人は同じ年に生まれた人よりも1年早く厄年を迎えることになります。
2019年の厄年
それでは、早見表で確認してみましょう!
【2019年の女性♀の厄年】
[前厄] | [本厄] | [後厄] |
18歳(数え年) 2002年誕生 |
19歳(数え年) 2001年誕生 |
20歳(数え年) 2000年誕生 |
32歳(数え年) 1988年誕生 |
33歳(数え年) 1987年誕生 |
34歳(数え年) 1986年誕生 |
36歳(数え年) 1984年誕生 |
37歳(数え年) 1983年誕生 |
38歳(数え年) 1982年誕生 |
60歳(数え年) 1960年誕生 |
61歳(数え年) 1959年誕生 |
62歳(数え年) 1958年誕生 |
【2019年の男性♂の厄年】
[前厄] | [本厄] | [後厄] |
24歳(数え年) 1996年誕生 |
25歳(数え年) 1995年誕生 |
26歳(数え年) 1994年誕生 |
41歳(数え年) 1979年誕生 |
42歳(数え年) 1978年誕生 |
43歳(数え年) 1977年誕生 |
60歳(数え年) 1960年誕生 |
61歳(数え年) 1959年誕生 |
62歳(数え年) 1958年誕生 |
厄年の由来~根拠はあるの?~
厄年のルーツを辿っていくと、所説いろいろありますが、実は明確な出所は不明。
▶男女それぞれ身体や環境の変化が大きい歳だから
▶縁起の良くない数字の語呂合わせ
などとも言われますが、理に適ってはいるもののどうも後付けのようです。
▶陰陽道をルーツとしている
この説が最も有力らしいのでちょっと掘り下げてみます。
陰陽道とは、この世のすべては陰と陽の二気から生ずるとされる思想。
実は占いで有名な四柱推命や算命学の根源となる思想のひとつです。
皆さんは、陰陽師、とか聞いた事ありますか?
陰陽師も大きく分ければ今で言うところの占い師です。
そう、つまり、すごーく簡単に言えば、「『厄年』とは、陰陽師(昔の占い師)が作った一番有名な『命占』」だということです。
ちょっと占いについて知っている方であれば
➤算命学で言えば『天中殺』
➤四柱推命で言えば『空亡』
➤六星占術で言えば『大殺界』
にあたるものと言えばわかりやすいでしょうか。
しかし、『天中殺』も『空亡』も『大殺界』も、個々の誕生日ごとにとても精密な計算に基づいて出されたものです。
それらに比べると『厄年』はかなり大雑把なものなのでは・・?
と考えてみると、あまり気にしなくていいのかもしれませんね。
厄払いって行った方がいいの?いつ行くべき?
厄払いに関しては、「行った方がいい」です。
というのも、やっぱりどこかで気になっちゃうな~というのが、人の心理。
占い全般に言えるのは、悪い期間だから何もかもダメで、何もできないと思わないことです。
厄年だからと後ろ向きにならないためにも、お正月に初詣に行くくらいの気持ちでいいので、儀式的なものとして行くといいですね。
病は気から、気の持ちようやモチベーションのためにも。
どこに行けばいいの?
という疑問に関して言えば「自分がここがいいと思う所」で良いです。
気持ちが大事ですからね、神社でもお寺でも、大きくても小さくても構いません。
距離で選ぶ人も居れば知名度で選ぶ人も居て良いのです。
ご自身が安心できるところを選びましょう。
本来[前厄]・[本厄]・[後厄]の3回行くのがいいそうですが、[本厄]のみ行く方も多いです。
行くべき時期についてですが、新暦で考える方は初詣のついでに行くという方も多く、一般的には「1月1日~節分まで」に行く方が多いようです。
また、旧暦で考える方は、節分の前後に行く方が多いようです。
時期については、それぞれ行こうと思うお寺や神社に問い合わせるといいかもしれません。
こうして見てみると意外と決まりは少ないんですね。
自分の信じたいものを信じ、思うようにするのがいいかと思います。
ちなみに厄払いの相場は大体3,000円~10,000円ほどとされています。
平均すると5,000円前後というところでしょうか。
厄年の過ごし方!結婚や出産、転職はしちゃダメ?
結論として、『厄年』だからといって、それほど気にしなくてもよいです。
どうしても気になるという方は、思い切った大冒険はせずに、学びの期間としてたくさんの知識を吸収したり、心身を労わったり、今までの自分を振り返ったり・・厄明けまでの下積み期間と捉えてみてはいかがでしょうか。
厄年は、確かに、男女共に身体にガタがきたり、環境の変化で疲れやすい年齢です。
厄払いをしてすっきりし、あとは無理しない程度に頑張ろう~という気持ちでいるのでも良いかと思います。
また、縁起がよくないとされる反面、出産すると厄が落ちる、というような考え方もありますよね。
厄年だから悪いことが起きる・起きた・・とあまり囚われすぎることなく、厄払いも行ってるし、人生いい事もあれば悪い事もあるよね!という気持ちで過ごしましょう。
