日本人女性は軒並み自己評価が低いといわれています。これは女性特有の共感力の高さと、日本独自の空気を読む文化が関係しています。
きっとあなたも空気を読んで先回りをして、いろいろとやっていることがあるはずです。子どものころは「いい子」と呼ばれていたのではありませんか? 実は、この積み重ねが自己評価を下げてしまっているのです。
本来なら、そこにいるだけ、生きているだけで愛されて当然です。しかし「いい子でいないと愛されない」と思い込んでしまうようになるのです。だから、ありのままの自分に自信が持てない。
もう、そんな自分とはお別れしませんか? 根本から自己評価を上げて、ダメ恋愛ともお別れしていきましょう!
メンタルトレーニングの前に鉄を摂取
自己評価を上げるメンタルトレーニングはあります。その前に根本的な問題を解決しなければなりません。
それは、鉄不足です。
関係がなさそうですが、大いに関係があるのです。損はさせませんから、最後まで読んでください。女性は月経で毎月血液を失っています。しかし、鉄の摂取量が低いため、慢性的に鉄不足に陥っています。いくら食事に気を付けていても、足りていません。
足りていない証拠は、厚生労働省の『国民健康・栄養調査』で明らかです。これによると、1日当たり昭和55年では平均して13.1mgの摂取量のあった鉄が、平成29年では7.5mgまで落ち込んでいます。女性だけ見るなら、7.2mgです。
日本が勢いのあったころは、鉄の摂取量が多いですね。現在は斜陽といえる日本。もしかすると、鉄の摂取量が落ちているのも一因かも知れません。
鉄は血液を作るだけじゃなかった!
鉄は赤血球の合成だけでなく、さまざまな働きを担っています。例えば「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、やる気を生み出すドーパミンの合成にも関わっています。
もし鉄が足りていなければ、赤血球の合成が乏しくなりますので酸素が身体に巡りにくくなります。ですから、なんとなく息苦しく感じるようになります。当然、頭も回らなくなります。セロトニンやドーパミンも足りませんから、幸せもやる気も乏しくなりますよね。
鉄不足と心と身体の不調は、確実にリンクしています。アラフォーにもなると、20年以上も月経により定期的に鉄が失われていますから、絶不調に陥って当然なのです。なんとなく不安になって当たり前。
鉄はドラッグストアで売っている「造血剤」を飲むか、海外から取り寄せることになりますが、サプリメント「キレート鉄」がおすすめです。国産サプリメントのヘム鉄だと、効果が出にくい上に割高です。
タンパク質も不足している
血液やセロトニンなどホルモンを合成するには、ミネラルである鉄だけを摂っても意味がありません。建築で例えるなら、ミネラルはノコギリやトンカチです。柱などがタンパク質。つまり、タンパク質がないと家が建たないのです。
こちらの摂取量も減っています。同じく厚生労働省の『国民健康・栄養調査』によると、昭和55年には77.9gの摂取量がありました。それなのに、平成29年には69.5に落ち込んでいます。女性だけなら、64.0gです。
これでは筋肉量が保てず、基礎代謝が落ちる一方です。だから、年中ダイエットをしなくてはならなくなる。この状況、怖くありませんか?
出会いのなさもダメ恋愛も原因はタンパク質不足
タンパク質が不足すると、筋肉量が落ちます。動くのが辛くなりますよね。こうなると、積極性もなくなります。つまり、流されやすい性格になってしまうのです。
ダメな恋愛をしているとわかっていても、ズルズルといってしまっている人は、もしかするとタンパク質不足が原因かも知れません。出会いがないとうじうじ言っている人も、積極性がないからこそ出会いがないのではありませんか?
もう、こんな状況から脱しましょう!
タンパク質を摂るなら、肉が最適です。赤身の肉なら鉄などミネラルも豊富です。レバーなどホルモンもいいですよ。
アラフォー女子たちよ! 肉食系であれ!
アラフォー女子はダメ恋愛をしやすい傾向があります。典型的なものが不倫でしょうか。明るみになったとき、とてもダメージの大きな恋愛です。しないに越したことはありません。
もう、そんな恋愛とはお別れです。鉄とタンパク質の摂取で、心も身体もハツラツと。笑顔でいると、素敵な人との出会いも増えますよ。
アラフォーだからこそ、肉を食べて頑張っていきましょう!
広島県海田町出身。恋愛記事からビジネス文書まで幅広く手掛けるライター。古典芸能に携わっていたことから、日本文化について少し詳しい。 |