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占術

当たる確率はトップクラス!スピリチュアルな占い「算命学」を分かりやすく説明!

こんにちは、ホステス占い師🍷柊里(しゅり)と申します。

今回は、古くは古代中国の秘伝の占術として重宝され、今でも数ある占術の中で的中率の高さを誇る「算命学」についてご紹介します。

最古にして最高と言われる算術「算命学」

「算命学」は「さんめいがく」と読みます。

中国発祥、最古にして最高とされるこの占術は、自然科学、東洋医学、万象学などさまざまな学問の集大成とも言われ、その的中率は数ある占術の中でもトップクラス
古くは約2300年ほど前から「鬼谷子(きこくし)」により軍略として活用され、古代中国王家の政治、処世術、帝王学の秘伝として重宝されていました。

生年月日が人の宿命や特性に影響するという考えから、この時代では王になる者は生まれるべき日すら決まっていたのです。その日に合わせて切開して誕生を迎えさせた事から、「帝王切開」という言葉が生まれたとされています。
同じく命占であり知名度の高い「四柱推命」も、この「算命学」を基盤に作られていると言われています。ただし「四柱推命」と違い、「算命術」は占う際に出生時刻は必要なく、生年月日のみとなっています。
「算命学」の魅力は、なんと言っても占術の的中率のみではなく、人が生きていく上で必ず関わりのある身体(内蔵)・心・魂・自然・宇宙・精神・宿命・運命・愛―。
それらすべては繋がり、巡り、私たち人間も、また宇宙のひとつとして循環している。
それがこの世である。
そういう、スピリチュアルでいて現実的な真理を垣間見れる点です。

「算命学」が得意とする分野・不得意分野

占いには、占術によって得意分野、不得意分野があるものです。
「算命学」にも、下記のような得意分野、不得意分野があります。

【得意分野】

・普遍的なもの、持って生まれるもの、宿命
・人生全体のおおきな出来事、また、運気の流れ
・生活で変わらない根本的な性質、また、そこから見える相性など

【不得意分野】

・短期的な質問、日々の小のさな決断
・相手の気持ち、感情、選択肢を選んだ場合の結果
・生活や習慣、相手によって変わる事柄

「算命学」の世界には「陰と陽」が存在する

全てのものごとには光と影、裏と表があるように、「算命学」の世界では「陰と陽」が存在するとされています。
そして、見えるものと見えないもの、それぞれの世界を占うことを「陰占」「陽占」といいます。

ちなみに「算命学」の命式などの計算は非常に複雑なので、熟練の占い師であっても、ほとんどその場で自身で行うことはありません。
今はデジタルツールも普及していますし、一覧表もあります。
基本的にはそれらを活用して読み解いていくものとなりますので、計算法については割愛します。

【陰占】

十干(じっかん)・十二支(じゅうにし)を用いて無意識の世界、目に見えない宿命を占うもの
(同じ生年月日の人間は同じ要素を持って生まれる)

※十干・十二支については後述

【陽占】

十大主星(じゅうだいしゅせい)と十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)を用いて有意識の考え方、現象として現れやすい宿命を占うもの
(陰占の要素にこの陽占の考え方が加わって、異なる個性となる)

※十大主星・十二大従星については後述

「五行」と「陰陽」の「陰陽五行説」

「算命学」には、陰と陽のほかに「五行(ごぎょう)」という考え方があります。

「五行」とは、人間の目に見えない5つの本能
食欲などだけではなく、人間には性質としての本能があるとされています。
宇宙もまたこの5つに分類され、この世の全てはこの五行陰陽に分かれるという考え方を「五行説」といい、「五行説」に陰と陽2つの要素を合わせた考え方を「陰陽五行説」といいます。
五行の中身は[木]の気・[火]の気・[土]の気・[金]の気・[水]の気とされています。

【五行それぞれの本能】

[木] 守備本能―危険などを感じたとき、無意識に守ろうとする本能
[火] 伝達本能―自分の意思を伝えようとする本能。何かを遺したい、などもこれに当たります。
[土] 引力本能―人を惹きつけたり、自分を目立たせたりする本能。別名魅力の本能。
[金] 攻撃本能―相手を攻撃する本能だが、人間が前進する力ともなる。
[水] 習得本能―知識欲の本能。学ぶことだけでなく、様々なものを吸収し受け入れる本能。

人が生まれ持つ素質や本能が現れる「陰占」

陰占では目には見えない、その人が生まれ持つ素質や本能などが現れます。

空間と時間を表したものとされる十干・十二支をもとに占います。
まず、生年月日を干支になおし、3×3の9マスにあてはめていきます。
この9マスの表が陰占です。
算命学」で重要視される「天中殺」も陰占でわかります。

※天中殺については後述

まず、特に9つのマスの左上にくる十干から自分の本質がわかります。そしてこの十干・十二支にもそれぞれ陰と陽、そして5つの本能である五行が存在します。

十干は、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・葵(き)に分類されます。
十二支は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)に分類されます。

【十干とそれぞれの陰陽・五行】

五行陰陽十干意味
[木][甲]樹時間をかけてゆっくり成長する人。大器晩成型、頑固
[乙]花内柔外剛型。カリスマ性、人の中でこそ輝く。消極的、受け身
[火][丙]陽明るく開放的、ムードメーカー、根気に欠ける、気分にムラ
[丁]灯喜怒哀楽は激しめ。優しくて思いやりがある。溜めて爆発する
[土][戊]山リアリスト、落ち着き・頼りがいがある、融通が効かない所も
[己]地縁の下の力持ち、堅実、忍耐強い、自分の物差しが強い
[金][庚]鉄磨かないと光らない、男性的、正義感が強い、波乱万丈
[辛]宝上品、繊細、高貴、磨かないとただのプライドの高い人
[水][壬]海知性的、論理的、改革派、冒険家、じっとしていられない
[癸]雨古風、常識的、思慮深い、優しく慈愛に満ちている、心配性

目に見える性格や行動が現れる「陽占」

陽占では、本人自身や周囲の人間からも目で見える性格や行動が分かるとされています。

人体星図は、こちらも3×3の9マスの表になります。
マスの上段から、左上は基本的には空欄です。
空欄でない場合[伴星]といわれる星です。
※伴星については注意があります。

真ん中が頭、右上が左肩を表します。中段左は右手(左右の呼称については向かって読む方と、星図から見て読む方が居ます)、真ん中が胸、右が左手、下段は左が右足、真ん中が腹、右が左足です。
この人体星図の中に5つの十大主星と3つの十二大従星を当てはめていきます。

【人体星図が意味するもの】

人体星図意味するもの
伴星先祖からの贈り物 神からの使命星
目上の人に対して発揮される星 目上から見た自分の行動
左肩初年期・幼少期の運命、運気、性格 老年期の性格の一部
右手配偶者や家族、結婚後の家庭内での行動 家族に見せる顔
自分の本質、自身の価値観や人生観 自身の内面
左手兄弟、友人、他人などから見た自分 社会での行動、他人の評価
右足晩年期の運命や運気 歳を重ねるとどのような人間性をもつか
目下の人、または子どもに見せる顔 適職や才能もここを見る
左足中年期の運命、人生の目的や役目意識 職業意識や社会観

それぞれ、どの場所にどの星が出るかで見ていきます。

伴星は流派によってかなり解釈が違うようです。
自身の伴星を知ってしまうとその加護が生かされないとされる方もいますし、それを自身が幸せになる為に生かし、人のために尽くす方法を探すことで幸せになるという方もいます。

伴星は先祖からの贈り物とも言われる、自分自身の深い深いところにある星です。

次に十大主星十二大従星の簡単な一覧を記載します。

【十大主星】

貫索星(かんさくせい)・・[木/陽]マイペース・頑固・独立心・狭く深い交友
石門星(せきもんせい)・・[木/陰]協調性・社交性・柔軟・広く浅い交友
鳳閣星(ほうかくせい)・・[火/陽]のんびり・明るい・自然・自分に甘い
調舒星(ちょうじょせい)・・[火/陰]芸術的センス・反骨・繊細・自分に厳しい
禄存星(ろくぞんせい)・・[土/陽]お人よし・奉仕精神・回転財・自分大好き
司禄星(しろくせい)・・[土/陰]堅実・努力家・用心深い・貯蓄・家族大好き
車騎星(しゃきせい)・・[金/陽]瞬発力・単独行動力・一本気・反発・勝負運
牽牛星(けんぎゅうせい)・・[金/陰]責任感・几帳面・神経質・組織行動力・プライド
龍高星(りゅうこうせい)・・[水/陽]革命思考・自由・独自性・創造・経験から学ぶ
玉堂星(ぎょくどうせい)・・[水/陰]古典的・母性・学問・前例重視・書籍から学ぶ

【十二大従星】

天報星(てんぽうせい)・・可能性・変化・気分屋・移り気・多芸多才
天印星(てんいんせい)・・無邪気・受け身・明るい・かわいい・愛され
天貴星(てんきせい)・・真面目・正直・好奇心・探究心・自意識・おしゃれ
天恍星(てんこうせい)・・夢・ロマンチスト・自由・アイドル的魅力・憧れ
天南星(てんなんせい)・・若さ・雄弁・突進・説得力・女王・挑戦・批判力
天禄星(てんろくせい)・・安定・堅実・冷静・忍耐・慎重・補佐
天将星(てんしょうせい)・・地位・プライド・リーダー・責任・ワンマン
天堂星(てんどうせい)・・退く・理性・常識・謙虚・自制心・マイペース
天胡星(てんこせい)・・感性・直感・芸術性・夢・知恵・心身が弱い
天極星(てんきょくせい)・・お人よし・純粋・直観力・受け身・柔軟性・自由
天庫星(てんこせい)・・一途・粘り・墓守・頑固・先祖のご加護・探究心・凝り性
天馳星(てんそうせい)・・役割・閃き・俊敏・瞬発力・スピード・多忙

「天中殺」は吸収と学びの期間

天中殺(てんちゅうさつ)算命学において、12年のうちの2年間、12ヶ月のうちの2ヶ月、12日間のうちの2日間、誰にでもやってくる、いわゆる「運気が下がる」時期と言えば分かりやすいでしょうか。

日ごろ無意識のうちに授かっている人からの助け、運、天の加護のようなものが得られないと言われています。
天中殺の間は心身を休めつつ受け身でいる事、そして吸収や学びの期間とし、新しい事に挑戦したり何かを始めるならば、天中殺が明けてからにするべきとされています。

天中殺の期間に部署移動などがあっても、例えば職場からの指示であればよしとされています。
むしろ、強い力で抗うことこそがNG。
ほかにも結婚などについて色々と条件はありますが、天中殺の期間は基本的に自分の価値観よりも周りの声に耳を傾け、吸収し、受け身でいることが大切なのです。

《執筆者》柊里
占い師とホステスの二刀流!
どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。
何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。

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