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占術

米粒占いでおなじみ台湾で最もメジャーな占い「米卦」とは?やり方についてもご紹介!

米卦」は、ピンインの発音では「mǐ guà」。日本語の読み方は定かではないのでここでは「まいか」と仮定しておきます。(※もし日本語での読み方をご存知の方がいたら教えてください。)

「米卦」とは、お隣の国、台湾で独自に発展した米粒を用いた占いのことです。「米粒占い」とも言われています。

どのようなものかと簡単に説明しますと、こちらのサイトの中でもご紹介している「周易(易)」を「筮竹」ではなく、「米」で代用している占いです。日本でもそうですが、台湾でも、米は、昔から神様へのお供え物として神聖なものとして扱われているので、そういったことが影響しているのかもしれません。

米卦は台湾で最もメジャーな占術!!

台北の占い3大スポットである、行天宮(占い横丁)、士林夜市(占い街)、龍山寺(占い広場)で活躍している占い師17人を調べたところ、米卦を使える占い師は16人もいて、使えない占い師は1人しかいませんでした。
このことから、台湾(少なくとも台北)では、米卦が主流の占いになっていることがわかります。

米卦の得意分野と不得意分野

周易で使う筮竹を米で代用しただけなので、基本的に、周易と一緒です。
【得意分野】
・変化していく気の流れ、心の声を読み取る
・短期間のこと、だいたい半年までのこと
【不得意分野】
・長期間にわたること

米掛(米粒占い)のやり方

米卦は、米粒を用いて、六十四卦(上卦、下卦)と爻位を導き出し、その内容を読み取っていきます。
ここでは、台湾のサイトで紹介されていた現地の米卦のやり方をご紹介します。

①占う前に用意しておくもの

画像にあるものをご用意ください。
・容器に入った米 1080粒
・つまんだ米を置く皿 3枚
・白紙 1枚
・ペンなど書くもの 1本
ご用意ができたら、占う対象の方の情報を紙に書いてください。
※米を1080粒数えるのは困難ですので試しでやってみる場合は108粒にするなどしてみてください。

②占う内容を紙に書く

ご用意ができたら、占う対象の方の情報を紙に書いてください。
・姓名
・生年月日、生まれた時間
・住所
・占う内容
※パートナーとの相性をみる場合は、お相手の情報も書いてください。
※占う内容はできるだけ具体的なものにしてください。

③上卦を導き出す

ここからは米粒を使用して、六十四卦を導き出していきます。
最初は、1皿目です。
米が入った容器から、親指と人差し指の2本を使って、米粒をひとつまみして1枚目の皿に置きます。
このとき、皿の中の米粒が、8粒以下であればそのままで、9粒以上であれば8粒を元の容器に戻してください。
皿の中の米粒の数を確認し8粒以下になるまで8粒を元の容器に移す作業を繰り返します。
皿の中の米粒の数に応じて上卦が決まりますのでメモしてください。
1粒=乾、2粒=兌、3粒=離、4粒=震、5粒=巽、6粒=坎、7粒=艮、8粒=坤
画像の例では、皿に8粒あるので、坤(こん)になります。

④下卦を導き出す

次は、2皿目です。
1皿目と全く同じように、米が入った容器から、親指と人差し指の2本を使って、米粒をひとつまみして1枚目の皿に置きます。
このとき、皿の中の米粒が、8粒以下であればそのままで、9粒以上であれば8粒を元の容器に戻してください。
皿の中の米粒の数を確認し8粒以下になるまで8粒を元の容器に移す作業を繰り返します。
皿の中の米粒の数に応じて下卦が決まりますのでメモしてください。
1粒=乾、2粒=兌、3粒=離、4粒=震、5粒=巽、6粒=坎、7粒=艮、8粒=坤
画像の例では、皿に6粒あるので、下掛は坎(かん)になります。

⑤爻位(こうい)を導き出す

次は、3皿目です。
1皿目や2皿目と同じように、米が入った容器から、親指と人差し指の2本を使って、米粒をひとつまみして1枚目の皿に置きます。
このあと、1皿目と2皿目とは少し違う点があるので注意!
皿の中の米粒が、6粒以下であればそのままで、7粒以上であれば6粒を元の容器に戻してください。
皿の中の米粒の数を確認し6粒以下になるまで7粒を元の容器に移す作業を繰り返します。
皿の中の米粒の数に応じて爻位が決まりますのでメモしてください。
1粒=初爻、2粒=二爻、3粒=三爻、4粒=四爻、5粒=五爻、6粒=上爻
画像の例では、皿に3粒あるので、上掛は三爻(さんこう)になります。

⑥メモした上卦、下卦、爻位からリーディング

上卦と下卦の組み合わせによって、六十四卦が決まります。

六十四卦の組み合わせやそれぞれの意味については、別記事「「周易・ダイス・米掛(米占い)」64掛が持つ意味、読み方やキーワード一覧」でご確認ください。

爻位については、強弱だとお考えください。数が増えるほど結果が色濃く出ます。
初爻 < 二爻 < 三爻 < 四爻 < 五爻 < 上爻

《執筆者》emirin
ゴルフが趣味のライターです。
占いについて調査・取材を重ねているうちに、評価できるまで成長していました笑笑
たまに核心に迫る占い師に遭遇するとテンション爆上げです。

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