現役占い師🍀十田ニコです。
最近、電話占いの業界がスゴイ勢いで伸びてきていますよね!
占い館に足を運ぶとなると、なんとなく敷居の高いイメージがあって、勇気も要りますが、電話占いであれば自宅にいながら、リラックスした状態で鑑定士の先生と話ができるので、ハマっていく女性が急増しているんです。顔を見ずに話をする方が、声や内容に集中できるので、より問題を解決させやすいという考え方もできますからね。
さて、そんな電話占いですが、占術に「タロット占い」と書いている先生って、とても多いと思います。
電話占いって、お互いの様子が目に見えないわけですが、そんな中でタロット占いをやってもらうのって、本当に意味があるんでしょうか?また、鑑定自体できるものなのでしょうか?
実は対面でも電話でも全く変わらない
結論から言いますと、お互いの様子が見えない電話占いであっても、タロット占いをやってもらうことに意味は大いにあります。
もちろん、鑑定はできます!
相談者の側からすると、どんなカードが出ているのか、目に見えないので、実際にカードが展開されているのかどうか、あるいは、どんなカードが出ているのかって、全くわからないわけですが…。それでも、鑑定士の先生からすると、目の前に広げられたカードを元に助言やアドバイスを行う、というスタイルは、電話の場合でも、対面の場合でも、全く変わりません。
むしろタロットは電話向きという考え方も
現役で占い師をやっている私の立場から言わせてもらうと、むしろ、タロット占いは、電話の方が都合がいいというか、鑑定しやすかったりもします。
タロット占いを対面で行う場合、何のカードが出ているか、ということが相談者の人に見えてしまうのは、少々、都合が悪かったりするんです。変な緊張感が漂うというんですかね…。
怖い絵柄のカードが出ていると、相談者さんの顔色が急に曇って不安そうになったり…。怖い絵柄=不幸になる、ということではないにも関わらず、「もうすぐ死ぬんですか?」くらいの不安そうな表情を、たったそれだけのことで浮かべられてしまうと、こちらとしても、動揺してしまいそうになるわけで。
その分、何のカードが出ているかわからない状態で、鑑定を行えるというのは、楽だったりするというわけです。
カードの良いイメージを伝えるのには苦労する
ただ、逆にとても良いカードがたくさん出ていて、その絵柄を是非、脳内にイメージして欲しいな、という時には、電話占いだとそれがしづらいので、不利だなぁ…と思うこともあります。
相談者さんがタロットカードに詳しい人であれば、たとえば「愚者」のカードが出ていますよ、なんて伝えることで、すぐにわかってもらえるのですが。
そうでないと「愚者が…」なんて言った瞬間、「私が愚かだったってことなの?」と妙な誤解を与えてしまいかねません。なので、そういう場合は、別の言い方をしたりもします。開放的なイメージのカードで、空には太陽が浮かんでいて、自由に放浪している旅人が描かれているんですけどね…というように。
電話の向こうではカードが確実に展開されている
電話占いだと、実際にタロットカードを展開させずに喋っている先生もいるんじゃないか…なんて邪推を働かせてしまいそうになる人もいるかもしれませんが、それは100%ないと言っていいでしょう。
実際、私もタロットカードが手元にないと、自分の主観からのアドバイスをすることしかできず、説得力が弱くなってしまうので、これは逆にとても難しいんです。
タロットカードをめくることによって、天からのメッセージをピュアに受信することができ、主観や私見などでない、本当にその人のためになるアドバイスを送ることができるのです。
占術に「タロットカード」と書いてある先生へ依頼をする場合は、この記事に書いてあるようなことを是非、思い出してみてくださいね!
京都のタロット占い師。元ゲームクリエイター。趣味は作詞・作曲をすること&妄想小説を書くこと。 シャム風の猫を飼っている。温泉とお笑いが大好き。 |