好きな人や付き合っている人に振られる夢を見たら、誰でもあまり良い気分にはなりませんよね。「本当に振られてしまうのでは……」と不安になることも多いでしょう。
しかし、この夢を見てしまった人は安心してください。振られる夢の多くは「逆夢」なんです。つまり、悪い夢であることはとても少ないということ。むしろ「吉夢」にあたることが多いんですね。
今回は振られる夢を見た場合、その夢にどんな意味があるのかをご説明していきます。
振られることを恐れていた場合
冒頭、振られる夢は逆夢であることが多いことに触れましたが、先に例外についてお話ししておきます。それは、あなたが「振られる」ということについて常に恐れていた場合です。
もしも、そんなことをよく考えていたのなら、振られる現実が夢に出てきてもおかしくはありません。そして、それは夢占い的な意味はあまりなく、単にあなたが振られることについて強く考えていたため、夢にも出てきてしまっただけのこと。
この場合も、別に夢が振られることを暗示しているわけではありません。ただし、振られることを過度に恐れてそのことばかり考えていると、本当に振られてしまうこともありますから注意してくださいね。
振られることを恐れている人が、この夢を見た場合「このことについて考えすぎだ」と夢が警告してくれているのかもしれませんよ。
また「もっと自信を持っていい」「大丈夫だ」と励ましてくれていると考えてもかまいません。
付き合っている人に振られる夢
付き合っている人に振られる夢を見た場合は、逆夢であることがほとんどです。これから、もっともっと2人の関係が深まる暗示。
大好きな恋人に振られた夢を見たら思わず不安になってしまいそうですが、相手のことを好きであればあるほど、ふたりの関係がよいものであればあるほど、この夢は逆夢になります。
つまり、もっともっと仲良くなれるということですから、振られる夢を見たからと不安になるようなことは厳禁です。
ただし、もしもふたりの仲があまりうまくいっていないときに、この夢を見たなら、それはあなたに「ふたりの関係をしっかり見直すように」と夢が教えてくれています。
必ずしも別れたほうがよいということではありませんが、あなたがふたりの関係に疑問を持っていたり、疲れていたりすることを暗示しているのです。こんな場合は、ふたりの関係について少し距離を置いた視点から考えてみてはどうでしょうか。
興味がない相手や知らない人に振られる夢
異性としてまったく興味がない相手や知らない人に振られた夢は吉夢になります。なぜならその夢は、あなたにこれからよい出会いがあるということを暗示しているからです。
ただし、よい出会いがすぐそこにあるにも関わらず、あなたが自分自身に対して自信がないために、その出会いに気づけていないということも暗示しています。
つまり根本的にはよい夢であるものの、こちらの夢もあなたに「もっと自信を持て」と教えてくれているのです。「自分を好きになる人なんかいない」「良い出会いなんてなかなかない」と思っていると、こうした夢を見やすいでしょう。
この夢を見た人は、周囲によい出会いがあるのだと確信して、自信を持ってくださいね。
悪い夢は逆夢のことが殆ど
今回は「振られる夢」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
夢占いの基本は、悪い夢は「正夢」であることは少なく、別のことを暗示したり、あなたの不安をそのまま投影していたりするということ。
振られた夢に限らず、悪い夢を見てもあまり不安に思わないようにしてくださいね。
旅をしながら生活しているライター兼英語教師。 趣味が豊富で占いは趣味の1つ。次の旅先を夢からのインスピレーションで決めることも。 |