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占い

タロットカードをお迎えしたら占いの前に儀式を!「あなたはどんな子?」

こんにちは、ホステス占い師🍷柊里(しゅり)です

皆さんは、占い師がタロットカードやオラクルカードなどを新しくお迎えした際にする「儀式」をご存じでしょうか。まず、カードと仲良くなるために行う「儀式」です。
占い師でもする方としない方がいますが、私はする派です。

「ものには魂が宿る」とか「心が宿る」とは、昔から言いますよね。占いのときにいつも使うカードは、やはり私にとっての相棒!
ということで、今回は私がお迎えしたルノルマンとタロットに「儀式」をしたときのお話をさせて頂きたいと思います。

はじめまして

新しいカードをお迎えしたら、これから占いをするときにいつも使用するカードの事を知りましょう
「これから、このカードとどんな風に関わっていこうかな?」「このカードはどんなタイプの子なのかな?」「現実的?優しい子?」
そういう事を知るために私はいつも[初めての1枚引き]をします。「あなたはどんな子?」と。

これによってカードへの愛着が変わりますし、リーディングの際にカードの意志のようなものを感じやすくなるので、初心者には特におすすめです。「ああ、この子ならきっとこういう事を伝えようとしてるんだな~」とか、分かりやすくなりますよ。初めて扱うカードなら、1枚引きで引いたカードの意味から調べていけば、勉強になりますしね♪

ここからは、私がルノルマンカードとタロットカードをお迎えしたときの[初めての一枚引き]で出たカードの実例を紹介させて頂きます。(うちの子自慢もありますが笑)
「こういう風に見るのね、ふ~ん」という程度に、参考にしてみて下さい。

うちのルノルマンカードの場合

まずは、ルノルマンカードの例です。
写真は実際に私が使っているルノルマン。女性向けのかわいいデザインで、紳士と淑女のカードが2枚づつ入っている所が決め手で購入、お気に入りです。

「はじめまして、じゃあ最初の質問をするね。あなたはどんな子?」と思いながらカードをシャッフルして、1枚引きます

出たカードは、[33:鍵]でした。
私の「どんな子?」という問いかけに対して鍵のカード
ここから解釈していきますが【初めての一枚引き】では、そのカード自体の持つ意味以外にも「自分の感じたインスピレーション」も大切と考えます。私がこのカードに感じたのは、「堅実」「誠実」「現実的」「固い」「信頼できる」のようなイメージでした。

実際、それ以降このカードを使ってリーディングしていると、そうしたイメージを感じます。とても現実的で気持ちなどの抽象的な表現は少なめ、現実をそのまま切り取ったような結果の出方は、まさに「ルノルマンらしい子」です。

このカードで占うときは、私は本当にフラットで空っぽな感覚で占えます。カードの意志が強いといいますか、しっかりしているので、私はただこのカードの出した答えを伝えるだけのような感じです。
あまり甘いことも言わないし、フラットで無駄がない。悪く言えば、淡々としていて冷たいイメージですが、その分、安心して結果を疑うことなくリーディングすることができます。もしも鑑定を間違えたとしても、間違えているのはカードではなく私の読み方だ、と。

ちなみに私がこのカードを使って自分の事を占うとき、自分自身に甘えが出ていたら喝を入れられます…「信頼のおける頼もしい相棒」というイメージですね。私とは、とても相性のよい性格です。

うちの(ウェイト版)タロットカードの場合

同じように、タロットカードにも聞いてみました。

出たカードは[Ⅵ:The Lovers(恋人)]
私のイメージとしては「純粋」「愛情深い」「感受性」「感情的」「心を開く・心のつながり」「本能的」「運命の出会い」、そして6という数字…。
6という数字は不思議な数字で、不完全な数だという考えもあれば、6こそが完全な数だという考えもあります。不思議な数字ですよね。
「何だか運命的な出会い!」と感じましたし、カードもそう言ってくれているような気がしました。

そして、このカードを使ってみた感想は「難しい…」でした。私がルノルマンには慣れていても、タロットにはあまり慣れていないのもありましたが、どうも抽象的というか感情的で、とても人間くさいカードという感じです。

ルノルマンが頼りになる相棒なら、タロットはこちらがしっかり耳を傾けながら、楽しくおしゃべりする事を求めているような…素直で感情的、しかもかわいらしいイメージです。感情を映すのが得意とされるタロットとしては、よい事かなと思います。
ルノルマンで現実の世界をみて、タロットで感情を読む…そういう使い方をしたらとてもいい相性ですね。

余談ですが、2種類のカードを使って鑑定する占い師も最近は増えてきましたが、ルノルマンとタロットはその中でもかなり強力なタッグだと思っています。

カードと仲良くなろう

いかがでしたか。こうやってみるとカードにも個性があるような気がして、なんだかかわいく思えてきませんか?

自分のカードがどういう風に結果を伝えてくれるのかのクセや傾向も探れますので、カードをお迎えしたら是非一度やってみて下さいね♪

《執筆者》柊里
占い師とホステスの二刀流!
どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。
何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。

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