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「東京タワー」実は古墳時代から強力なパワースポットだった!

数多くある東京のパワースポット

その中でも有名なのは東京タワーではないでしょうか。
東京タワー近辺は江戸城の裏鬼門にあたり、徳川家康が江戸城を護るために風水を駆使して様々な施しをしたとのこと。

しかも、それ以前からもパワースポットだった可能性もあるのです。この辺りを探っていくと、とても面白いですよ。

裏鬼門を封じている「増上寺」

鬼門・裏鬼門は邪気が入りやすい場所として、平安時代以前より不吉な方位とされています。ですから、古来より鬼門・裏鬼門には寺社を建立することが習わしでした。有名なのは、平安京の比叡山延暦寺ではないでしょうか。個人の邸宅でも、鬼門・裏鬼門には魔除けの南天や柊を植えることがありますね。

江戸城にも鬼門・裏鬼門を封じるお寺があります。鬼門には上野の寛永寺、裏鬼門には増上寺です。この増上寺の近くに東京タワーはあります。裏鬼門を封じるお寺だけあって、増上寺にはものすごいパワーを感じます。しかも、東京タワーは電波を集めて飛ばしていますから、その分パワーも強力です。

風水的パワーと現代の電波の力が相まって、増上寺は訪れた人が元気になるしかないほどのパワースポットになっています。ですが、逆にこのパワーに疲れてしまう人もおられます。この点には注意して、お参りしたいものです。

増上寺
住所:東京都港区芝公園四丁目7番35号
公式サイト:http://www.zojoji.or.jp/

隠れたパワースポット「円山随身稲荷大明神」

増上寺もパワースポットですが、その近くにある徳川家康をお祀りした芝東照宮の末社である円山随身稲荷大明神(まるやまずいじんいなりだいみょうじん)もなかなかのパワースポットです。というのも、実はここ、古墳の中腹にある神社なんです。

円山随身稲荷大明神のある芝円山古墳の埋葬者は分かっていません。発掘調査で出土した品から、古墳時代である5世紀ごろに造られたと考えられている古墳です。東京湾からよく見える場所にあるため、他の古墳と同じく外部から来た人物に権力を誇示するために造られた可能性が非常に高い古墳です。

力を見せつけるのですから、この地域の人々のパワーが集結していてもおかしくはありません。そのため、今でも隠れたパワースポットとして密かな人気を集めているのかも知れませんね。

昔から古墳のある場所は、災害に遭いにくいといいます。筆者の住む大阪府高槻市も昨年大きな地震に見舞われましたが、継体天皇が眠るとされる今城塚古墳の周辺では大きな被害はありませんでした。昔の人は、こうした古墳の持つパワーを知っていたのかも知れません。もしかすると、徳川家康もこの古墳の持つ力を信じ裏鬼門の護りにしたのかもと、想像が広がります。

円山随身稲荷大明神は、増上寺と同じ時期に建立されたといわれる神社です。増上寺が桑名からこの地に移転する際、阿弥陀如来像に随身(ずいじん)、つまり護衛してきたところからこの社名がついたのではないかといわれています。お稲荷さんが祀られるようになったのは、稲荷信仰が浸透した江戸時代中期以降だといわれています。

随身のイメージが湧きにくい方は、お雛様の右大臣左大臣を思い浮かべてください。彼らも随身です。両脇から貴人をお護りするのが彼らの役目。近衛府に所属する役人、今でいうSPですね。

この円山随身稲荷大明神は、とても小さな神社であるものの随身をお祀りしているだけあり力強さを感じる神社です。それと同時に思考もクリアにしてくれます。ですから、今、迷いのある人にはうってつけといえる神社です。前に進むための力強さと、進むための知恵をもたらしてくれます。

古墳の頂上に上り東京タワーを眺めると、とても晴れやかな気持ちになれますよ。

円山随身稲荷大明神
住所:東京都港区芝公園4丁目8−25
公式サイト:http://www.shibatoshogu.com/index.html (芝東照宮)

土地のパワーは無限ではない!

今回は東京タワー周辺のパワースポットを紹介しました。パワースポットは力をくれる場所ですが、土地の持つパワーは無限ではありません。その証拠に栄枯盛衰、昔は栄えていたものの現代では衰退している土地は数多くあります。

土地の力が尽きないよう、参拝する私たち一人ひとりも祈りという「パワー」を土地に返せるようにしたいものです。

以上、ふじかわ陽子がお届けしました。

《執筆者》ふじかわ陽子
広島県海田町出身。恋愛記事からビジネス文書まで幅広く手掛けるライター。古典芸能に携わっていたことから、日本文化について少し詳しい。

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