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占い

同じ占いでも国によって違いがある!こんなに違う日本とルーマニアの占い

フォーチュン・クリエイターのAstroDori(アストロ・ドリ)です。

今回は、ルーマニアの占いと日本の占いについて。
両国の占いを知っている私だからこそ語る事ができる、それぞれの国の占いの違いについてお話したいと思います。

日本とルーマニアの占いの大きな違い

私は、日本の占いは、ルーマニアの占いと比べてエンターテイメント要素が強いと感じます。

日本のテレビ、ネット、書店では、「血液型占い」や「動物占い」などのおもしろい占いがたくさんあります。
また、私が占いをしてきたこの7年間で1000人以上の日本人を鑑定してきましたが、好奇心から占いの依頼をしてくるクライアントが多いです。
最近では、占いアプリも人気で、気軽に占いを楽しめるような環境になり、ますますエンターテイメント性が強くなったと感じます。

それに対してルーマニアの占いは、もっとシリアスな感じです。
「血液型占い」や「動物占い」のようなエンターテイメント要素のある占いはありませんし、占いに関する書籍は、心理学や自己啓発のコーナーにあります。
占いは、人生の悩みに対する解決のヒント探しだったり心のあり方を知る方法のひとつであり、心強く生きるための道しるべのようなものなのです。
ですから、クライアントも占いに対して真剣に考えている方が多いと感じています。

占いに求めていることが、日本とルーマニアとは随分と違うなと感じます。

ルーマニアの占いは宗教に近い

ルーマニアでは、占いは宗教に近いイメージがあります。
例えば、占星術では星からのメッセージを神様からのメッセージのようにとらえられます。

そのため、クリスチャンの中には占いにあまり良い印象を持っていない方もいます。
(※ルーマニアでは9割以上の人がキリスト教徒)
なぜなら、キリスト教は唯一神の宗教で、この神様だけを愛し、お祈りし、尊敬するという思想があるからです。

また、キリスト教では、未来を占うことは神様に対して悪い事であり罪であるとされ、占いに頼ることは、ある意味、神様に背く行為であると考えられているのです。
実は、こうした考え方は、現代も続いています。

私もクリスチャンなので、占いを本格的に始めた頃は、間違ったことをしているのではないかと2年ほど悩み続けました。
しかし、勉強するにつれて、占星術の奥深さ・心理・哲学的な部分に触れることで、心のモヤモヤが晴れてきて、占星術を私の人生に受け入れるようになりました。

ルーマニアで行われている占い

ルーマニアの人気占術

以前書いた記事(ルーマニアの占星術学校の話)でもお話しましたが、今、ルーマニアは占いブームで、特に人気のある占術は、「西洋占星術」「数秘術」「ルーン占い」です。
最近は「風水」も人気が出てきているようです。

ルーマニアの占い師の前身

不思議と占い師を職業としている人は、元々大学教授科学者エンジニアだった方が多いです。

例えば、ルーマニアで初めて創設された占星術学校のオーナーであるFiricel Ciarnău氏は、元々数学者で大学教授を務める傍ら西洋占星術の研究をしていました。

彼はルーマニア占星術協会の5人の創立メンバーの一人で、「Bazele astrologiei(占星術の基本)」と数秘術についての「Numerele vii (生きる数字)」を出版しました。
現在は、大学を辞職し、占星術研究家として占星術学校で後進の育成、そして数々の占いTV番組に出演し、占星術の普及活動をしています。

ルーマニアの占いの相談者層

最近では、男性の依頼者の数も増えてきているようですが、占いの依頼者の殆どは20代〜60代の女性で、深い悩みを抱いている方が多いです。

そして、自分のことだけでなく自分の家族のことを占ってもらう方が多いです。

ルーマニアの占いの相談内容

最も多い相談内容は「恋愛」についてです。
好きな人との関係に不安を感じていることが原因で、相手との接し方について知りたい方、相手との相性を確かめて欲しい方、相手が結婚相手としてふさわしいかどうかを知りたい方がたくさんいます。

また「仕事」についての相談も多いです。
自分に向いている職業ビジネス上での人間関係起業する日などを相談をされます。

そして、「生きがいを感じていない」という相談もそこそこあります。
このケースでは、占い師と一緒に人生の使命を考えたり、ライフプランを提案してもらうセッションを受けたりします。

シリアスな悩みの内容は世界共通

日本とルーマニアの占いの違いについての話は如何でした?

エンターテイメント要素の強い日本の占いと、シリアスなルーマニアの占いという表現をさせていただきましたが、もちろん日本でもシリアスな占いは存在しますし、あくまでも全般的に見たときの印象になります。

そして、シリアスな相談内容に関しては、国籍、人種、宗教に関係なく、似通ったところがあるようです。
人が抱く悩みというのは世界共通なのかもしれませんね。

《執筆者》AstroDori
ルーマニア出身のフォーチュン・クリエイター。
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