突然ですが、あなたのお宅には「神棚」はございますか?
比較的ご年配の方がお住まいでスペースにゆとりのある日本の家庭では、「神棚」のあるお宅が多いようです。
その「神棚」には、お神札(おふだ)がまつられているのが一般的ですが、実際にまつり方が本当に正しいのかどうか、よく考えてみると不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、神道家系に生まれ育ったオハナだから知っている「波動をあげるお神札のまつり方と、扱い方」についてご紹介していきます。
神棚にまつるお神札はどこの神社のものでもいいの?
お神札は、神職の方がいらっしゃる神社に参拝にいったときに、お分けしていただくことができます。
まずは、そのお神札についてお話ししましょう。
お神札の種類は、大きく分けて「神宮大麻」「氏神神社」「崇敬神社」の3つのお神札。
①神宮大麻
「天照大神」である神宮大麻は、伊勢神宮のお神札です。
とはいえ、遠地に住んでいる場合には伊勢神宮までいくことはできませんよね。
しかし、12月になればこの神宮大麻が全国の神社に配布されますので、入手することができるのです。
②氏神神社
あなたは自分の氏神様を知っていますか?
住んでいる場所を守ってくださっている、一番近い神社の神様のことをいいます。
この神社のお神札をお分けしていただきましょう。
氏神様がわからない方は、各都道府県の神社庁でご確認ください。
③崇敬神社
あなたが好きな神社・神様がいましたら、その神社のお神札もお分けしていただくといいでしょう。
この3つのお神札を、神棚におまつりすることで、あなたや一緒に暮らす家族をお守りしてくださるのです。
とはいえ、「必ずしも3つのお神札がなくてはいけない」という決まりはありませんので、安心してください。
お神札をおまつりしてみたけどこれって正しいの?
神社にお分けしていただいたお神札を用意したけれど、おまつりの仕方がわからない!という方や、おまつりしてみたけど、これで合っているのか不安になってきたという方・・・。初めて神棚を設置した方はもちろん、これまでの自分のやり方に不安を覚える方は、意外と多いものです。
以下、神棚やお神札についてよくある質問をまとめてみましたのでご確認ください。
生活するスペースなどの環境によっては、神棚をおくことができない場合もあるでしょう。
そのような場合には、タンスの上やかもいの上など、足蹴にならない場所に置くといいでしょう。
お神札を立てかけたり、貼ったり吊るしたりしても問題はありませんが、お神札に直接ピンを打つなどするのは、絶対にやめましょう。
【三社造りの神棚がある場合】
向かって右側に氏神様、左側にあなたが崇敬している神社、そして手前の真ん中には神宮大麻(天照皇大神宮)をおまつりします。
【簡易神棚の場合】
一番手前に神宮大麻(天照皇大神宮)、次に氏神様、さらにその次にあなたが崇敬する神社のお神札という順番になります。
神棚は半紙か白布を敷いて、東か南の方向を向くように自分より高い位置に設置しましょう。
居住環境によっては、必ずしもこうする必要はありません。
新しい年を迎えるときに交換することが多いようですが、おすすめなのは、新しい年を迎える前に神宮大麻を分けていただき、そのときに古くなったお神札をお清め処分していただく方法です。
お神札を扱うときに大切なこと
お神札を扱うときに最も大切なことは、なんといっても心の持ち方なのです。
ある程度のお作法はありますが、心を窮屈にする必要はありません。
たとえ毎日お供えができなくとも、心をこめておまつりすることで、神様はよろこんでくださるのではないでしょうか。
また、暮らしている環境やその土地の風習にならっておまつりすることも、大切といえるでしょう。
神様がよろこぶ暮らし方をすることで、あなた自身の波動が高まり、運気も自然とアップすることと思います。
神社で生まれ育ち心理カウンセラーの資格を持っている霊気ティーチャー。 直感とオラクルカードをデッキに使用したリーディングで、人間関係や恋愛カウンセリングを口コミで行う。 |