柏・大宮・東京から伊勢神宮へ交通費1万円以下で行く格安パワースポット巡りの旅

伊勢神宮に行きた～い！
パワースポットを調べたていたら、まだ、行ったことが無い伊勢神宮へ無性に行きたくなりました。

とはいえ、あまり金はかけたくなかったので、ホテルに泊まらず格安で行けるルートを検索してみた結果は、以下のとおりでした。

伊勢神宮までの格安ルート

手段	料金と往きの行程例
①ＪＲ東海ツアーズ	【往復料金】20,400円～ 【往路】6:33東京駅→8:10名古屋駅→10:20伊勢市駅 【復路】17:00伊勢市駅→18:46名古屋駅→自由時間→19:31名古屋駅→21:12東京駅
②深夜高速バス＆近鉄	【往復料金】7,480円～ 【往路】前日23:50東京駅→5:45名古屋駅→7:51伊勢市駅 【復路】13:42伊勢市駅→15:43名古屋駅→自由時間→23:45名古屋駅→翌日5:18東京駅
③深夜高速バス	【往復料金】8,600円～ 【往路】前日22:10東京大手町駅→8:05伊勢市駅 【復路】20:45伊勢市駅→翌日6:45東京大手町駅

手段	良い点	悪い点
①	◆移動時間が少ない ◆１日で完結する ◆体力の消耗が少ない ◆東京駅迄の都内JR代が無料	◆料金が一番高い ◆名古屋で乗換が必要 ◆名古屋の自由時間が少ない ◆電車の時間が固定される
②	◆料金が一番安い ◆名古屋での自由時間が多い ◆大宮、柏からの便がある	◆移動時間が多い ◆３日要する ◆体力の消耗が大きい ◆名古屋で乗換が必要
③	◆料金が安い ◆直通なので乗換が不要 ◆西船橋、横浜からの便がある	◆移動時間が多い ◆３日要する ◆体力の消耗が大きい ◆バス待ちで長時間過ごす場所が少ない

体力には自信があるので、安さにこだわって②を選択することにしました。

実際に深夜高速バスを使ってみた

最初に深夜高速バスの予約から。
画像は、今回実際に利用させていただいたミルキーウェイエクスプレスの予約画面を切り抜いたものです。会員登録すれば簡単に使えます。
日にちが近づいてきて空席があれば安くなる仕組みになっているので、当日予約できたらラッキーです。ちなみに私は往復とも、最安値の2,000円で購入できました。

駅ではバスの発着情報がハッキリしていて分かりやすいです。
また、従業員の方が何名かおられるので、話しかければ丁寧に答えてくれます。
初めての方は早目に到着しておけば、何の心配もありませんね。

女性の１人旅のお客さんが多いです。ザっと見渡しただけでも５人。
深夜高速バスというと、おっさんが多くて安全面に不安があるイメージがありましたが、実際は、男女比がおなじくらいで、年齢層も若かったです。

乗車予定のバスが到着したら、運転手に大きな荷物を渡して積んでもらい、名前を言って自分の座る座席を確認します。
このとき、座席を口頭で言ってくれるだけの運転手と、名前が書いてある座席リストが貼ってあってそれを自分で確認するように促す運転手がいます。

安価な深夜高速バスは４列シートです。（３列独立シートはちょっと高い）
窓と運転席側に遮光カーテンがあり、発車してしばらくすると照明も消えるので、明るくて眠れないということはありません。
ただ、隣や前後の座席にいびきがや歯ぎしりが酷い人がいたりしたら、かなりキツイです。
私自身は、後ろに座っていた女性のいびきや咳払いがひどくて、正直あまり眠れませんでした。

時間に余裕があれば名古屋名物のモーニング！

名古屋に到着したのは朝5:45で、時間がもったいないので有名なモーニングを堪能することも無く伊勢神宮へ向かいましたが、朝、ゆとりのある方は是非モーニングを体験してみてください。Googleで評価が高かったお店をご紹介します！

お店	開店	住所
喫茶モーニング	8:00～	名古屋市中村区則武２丁目３２−４
BUCYO COFFEE	7:15～	名古屋市中村区名駅南１丁目１０−９ 山善ビル 1F
コーヒーハウス かこ 花車本店	7:00～	名古屋市中村区名駅５丁目１６−１７
カスカード ゲートウォーク店	6:40～	名古屋市中村区名駅１丁目１−２ ゲートウォーク内

名古屋駅からいざ伊勢神宮へ

近鉄名古屋駅から伊勢市駅まで、特急料金のかからない急行電車や普通電車を利用して行きます。詳細は、Yahooの乗換案内で調べてみてください。
朝7:50、通勤や通学で込み合う時間に伊勢神宮外宮の最寄り駅「伊勢市駅」に到着しました。
参道を通って外宮に向かいます。

間違いなく参道ですが、通学している学生たちの生活道路と化しています。
もちろん、現地の人は誰も鳥居で会釈はしていませんし、急いでいるチャリンコの集団がさっそうと通り過ぎていきました。

伊勢神宮外宮

現在地は、右下にある外宮の入り口です。
今回は、外宮をまわったら、路線バスで内宮に行き、内宮をまわったら、歩いて宇治浦田町交差点の近くにある猿田彦神社と佐瑠女神社に寄って、五十鈴川駅を目指します。

外宮は、左側通行！

パワースポットと言われている「三つ石(みついし)」です。
手をかざすと温かいと感じる人もいるとのことで、試してみましたが、実はこれ、本当は手をかざしたらいけないものらしいです。後で確認したら神社のホームページにも書いてありました。
手をかざしている人があまりにも多いので、集団心理が働いてしまいますよね。

これもパワースポットと言われている「亀石(かめいし)」です。
この先で工事をしていたので、仕方ないのかもしれませんがあまりにも無造作にパイロンが置かれています。地元の人は神聖さみたいのを感じていないのかもしれません。
亀石を直接触ると、亀が長寿の象徴ということもあり健康促進に効果があると言われています。

外宮の本殿です。
撮影はここまでなので、この中の様子については実際に行ってみてのお楽しみにしてください。

そして、鑑賞スポットとして名高い、勾玉池の花菖蒲ですが、なぜか立ち入り禁止に。
従業員の方に聞いたら、一般公開は6/20で終わってしまったとのこと。
遠目に写真をとりましたが、まあ綺麗でした。

伊勢神宮外宮から伊勢神宮内宮へ

外宮から内宮までの道のりは約10km。
歩いていくのも良いですが、境内を歩き回っただけでも20000歩以上(14km)でしたので、素直にバスに乗るのをおススメします。片道440円でした。
バス停は、外宮を出てすぐの信号を渡ったところにあります。沢山の人が並んでいるのですぐにわかります。

出発案内に、バスの行先だけでなく、経由地が表示されています。
内宮と書いてあるバスに乗車すればＯＫなので簡単です。

伊勢神宮内宮

内宮に着くと、いきなり大きな松がお出迎えしてくれます！
右手には日本の国旗、日の丸が掲げられています。出雲大社でも国旗があったので大きな神社は皆そうなのかもしれません。

内宮は、左側通行！

参道にはあちこちに大きな木があります。
木の大きさに立ち止まる人も大勢います。

驚いたのが、手水舎は天然の川(五十鈴川)を使用していて、水で手や口を洗い清めます。
水は透き通っていて下の石がハッキリと見えます。
マイナスイオンも沢山あるせいか、すごく神聖な気持ちになれます。

内宮の本殿です！
こちらは随分手前から撮影禁止になっています。

おはらい街通りを歩く

伊勢神宮内宮の帰り道は、おかげ横丁が有名ですが、そこに行くまでの間に風流な建物が並んでいます。燕もくつろいでいました。

お土産屋に、三重限定のちいかわがありました！

猿田彦神社と佐瑠女神社

猿田彦神社は、みちひらきの大神を祀っていて、万事最も良い方へ“おみちびき”してくれる開運の神様です。
また、同じ敷地内に佐瑠女神社もありますが、お２人の関係はご夫婦のようです。

佐瑠女神社は、芸能神社として有名で、奉納のぼり旗が並んでいます。
そして芸事や恋愛に強い力を持っていると言われています。南海キャンディーズのお二人が活躍すればするほど、この神社のご利益が本物であることを証明してくれますね。

左から、「方位石」「たから石」「さざれ石」です。
方位石は、自分の干支、今年の干支、これから向かう方向をさすると良いと言われています。また、たから石は金運ＵＰ、さざれ石は健康運ＵＰすると言われています。
ちなみに国歌「君が代」に出てくるさざれ石は、この石なのです。

五十鈴川駅から名古屋に戻り熱田神社へ

地元の人たちからは熱田さんと呼ばれ、親しまれている熱田神宮です。
昼を食べ損なったので、明るいうちにこれました。

熱田神宮の一番のパワースポットは、こころの小径。
通行できる時間が、9:00～16:00なので、間に合うように参拝するようにしましょう！

帰りの深夜高速バスの発車までの時間

まずは夕食。ガッツリ味噌かつ定食の大で1,800円！
ネギが苦手でない人であれば、かなり美味しいと思います。
味噌おでんや台湾ラーメンもおススメですが、これ食べたら入りません。

この後、占い館２件、カフェ２件をハシゴして時間まで過ごしましたが、後から振り返ってみると一番のおススメは絶対に温浴施設です。
帰宅してすぐお風呂に直行したのは言うまでもありません。

今回の旅の費用

●交通費
　東京→名古屋　2,000円
　近鉄名古屋→伊勢市　1,740円
　外宮→内宮　480円
　五十鈴川→近鉄名古屋　1,750円
　名古屋→熱田神宮伝馬町　270円
　熱田神宮西→栄　240円
　栄→東京　2,000円
●食費
　熱田神宮・宮きしめん(大)　950円
　らむちぃ・味噌かつ定食(大)　1,800円
●御朱印
　7か所　1,800円
●お土産
　キーホルダー等　2,600円

合計金額＝15,630円