現役占い師🍀十田ニコです。
昨今、テレビやネットで世間を騒がせているのは、もっぱら「不倫」のニュースですよね。
特定のパートナーがいるにも関わらず、別の異性に恋をしたり、関係を持つという意味では、「浮気」という言葉の方が、古くから使われていたと思いますが…、「不倫」と「浮気」は、そもそも一体、何がどう違うのでしょうか?
浮気なら許されるけれど、不倫の場合は許されない、なんてことがあったりするのでしょうか?こちらで、詳しく考察してきましょう。
「浮気」と「不倫」の意味の違いについて
浮気も不倫も、パートナー以外の、別の異性を好きになってしまう状態のことを指しますが、浮気は、恋人同士の関係だけでも使われるのに対し、不倫はどちらか一方、または両者が「既婚者」である場合に、使われるのが一般的です。
また、浮気というのは、一時的な気の迷いのことを指す傾向にあります。いわゆる「魔が差した」などという心境のことで、もし、お灸を据えられたり、パートナーからキツく叱られたりしたら、元の生活に戻る、というようなライトなイメージです。
一方で不倫というのは、もっと悪質なイメージがあります。悪いことをしているとわかっていて、計画的に何ヶ月も何年も不貞行為を続ける、というのが不倫という言葉の一般的な使われ方だと思って良いでしょう。
「浮気」なら誰でもしている?
よく、浮気はどこから…?なんてテーマがテレビのバラエティ番組なんかでも取りざたされていたりしますが、実際のところ、どこからが浮気なのか、というのは、難しい問題でしょう。
キスをしたら浮気だという人もいますし、手をつないだり、2人きりで食事をするだけでも浮気だと判断する人はいます。
よく、熟年層の主婦が、ヨン様やディーン様に夢中になったり、ジャニーズアイドルを追っかけていたりするのを見かけますが、それも広い意味では「浮気」と言えるかもしれません。
家族以外の別の男性に夢中になっているのですから、立派な「浮気」なのですが、これが咎められることは、ほぼないといっていいでしょう。それは、おそらく浮気が「片思い」に終わることが、誰の目にも明らかだからです。
相手がジャニーズほどのレベルのアイドルになってくると、家族も「どうぞご自由に」という感じなのでしょうが、たとえば、地下ミュージシャンとか、売れない役者さんのように、相手が生々しい存在で、ライブ会場などで握手やハグができる…、となってくると、これはただごとでない浮気だな…、という感じがしてくるわけです。
いつも笑顔でいられる恋愛ならアリ
浮気だろうが不倫だろうが、特定のパートナーがいるのに、別の異性にうつつを抜かすだなんて、最低だ!クズだ!非人道的だ!といって責め立てるタイプの人も世の中にはいることでしょう。
しかし、恋する気持ちに蓋をして、我慢をして、病気になったり、イライラして家庭内暴力を始めるくらいであれば、筆者はいっそ、浮気や不倫をする方がまだ、良い薬になるように思います。
自分だけがズルいことをして、一人でいい思いをする…というよりも、常に笑顔でいるための薬も、時には必要というような解釈です。こっそり恋愛をして、また笑顔で日常生活に戻れるのであれば、その方がよほど健全ではないでしょうか?
柔軟性のある価値観が求められる時代
あまり既存の価値観に囚われずに、自分や周囲の人をどうすれば笑顔にできるか、ということをもっと、フレキシブルに考えるべき時代が、そこまで来ているのかもしれません。
本当に必要な正義は、「こっそり」楽しんでいることが大事なパートナーにバレてしまわないよう、全身全霊で秘密を隠すことなのではないでしょうか?
京都のタロット占い師。元ゲームクリエイター。趣味は作詞・作曲をすること&妄想小説を書くこと。 シャム風の猫を飼っている。温泉とお笑いが大好き。 |