占術

周易

投稿日:2018年10月1日 更新日:


周易とは

「周易」は、「しゅうえき」と読みます。
周易は、一般的に「易」とも呼ばれ、有名な孔子の書物『易経(えききょう)』に記された64の卦辞(かじ)、384の爻辞(こうじ)に基づいた占術です。
周易は、周の時代に文王(前1152年~前1056年)が作成し、孔子(前551~前479年)が完成させたと言われていますが、様々な説があり定かではありません。
卦辞の記号は、「爻」(こう)を重ねた構成となっており、爻の種類は「陽爻」と「陰爻」の2つがあり、爻を3つ重ねたものを「八卦」(2種類の3乗=8種類)、6つ重ねたもの(「八卦」を2つ重ねたもの)を「六十四卦」(2種類の6乗=64種類)と言います。
周易を行う占い師は、一般的に「筮竹(ぜいちく)」や「算木」を用いて、六十四卦(上卦、下卦)と爻位を導き出します。六十四卦によって、大きくとらえた天の時を表わし、爻位によって具体的にどこの位置にどういった状態であるのかを占います。
筮竹・算木以外に、コインやサイコロを用いる方法もあります。

八卦の種類と意味

爻を3つ重ねた下記①~⑧の8つの組み合わせが八卦です。
古代中国人は、天、沢、火、雷、風、水、山、地の8つの要素から自然と人生を支配するものと考えていました。それぞれの記号と卦名、読み方、正象(卦名の別名)、項目ごとの意味を記します。
この八卦を2つ重ねたものが六十四卦になります。

 
卦名
読み けん しん そん かん ごん こん
正象
人間 少女 中女 長男 長女 中男 少男
身体
方位 西北 西 東南 東北 西南
五行
易数 1 2 3 4 5 6 7 8
季節 10
11月
9月 6月 3月 4月
5月
12月 1月
2月
7月
8月

六十四卦の構成と6つの爻の意味

六十四卦は、6つの爻(2つの八卦)の組み合わせで構成され、最初の八卦を上卦、次の八卦を下卦と言います。爻は下から順に、初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻というように数え、それぞれ意味を持っています。
現在、6つの爻のどの位置にいるのかを示すのが爻位になります。

  国家 会社 家庭 地域 人体 顔面 家屋
上爻 議会 会長 祖父母 郊外 首・頭 髪・額 屋根
五爻 首相 社長 首都 胸・背 天井
四爻 大臣 重役 大都会 腹部 耳・頬 鴨居
三爻 知事 部長 長兄姉 中都市 股・腰 壁・窓
二爻 市長 課長 中兄姉 小都市 脛・膝 床上
初爻 市民 社員 末弟妹 足・指 床下

得意分野

・変化していく気の流れ、心の声を読み取る
・短期間のこと、だいたい半年までのこと

不得意分野

・長期間にわたること

周易のやり方

周易は、筮竹やサイコロやコインを用いて、六十四卦(上卦、下卦)と爻位を導き出し、その内容を読み取っていきます。
ここでは、周易のやり方の中で最も一般的な、筮竹を使用する「略筮法」についてご紹介します。

ステップ1:占う内容を決める

まず、最初に、何について占うのかを決めておきます。
周易は、具体的な質問内容に対して回答を得るという占いですので、最初に「私の事を彼はどう思っているか?」「今すぐ転職をしたいがすぐにした方が良いか?」など具体的に占う内容を決めておく必要があります。

ステップ2:上卦を導き出す

次に筮竹を使用して、六十四卦を導き出していきます。
①50本の筮竹の下の方を左手で持ち、扇状に広げて1本抜き取り隔離します。この1本は最後まで使わず、残りの49本で占いをしていきます。
②左手にある49本の筮竹から右手で半分くらいをとり、掛助器に入れその中から1本抜き取り、左手の小指と薬指の間に挟んでおきます。
③左手に残った筮竹から、8本ずつ、掛助器に移していき、0~7本残った所でストップします。
④残った筮竹と②で左手の小指と薬指の間に挟んでおいた筮竹を合算して、筮竹が何本あるか数えます。
⑤本文にある八卦の種類と意味を確認して、筮竹の本数に該当する易数の卦名をメモします。これが上卦になります。

ステップ3:下卦を導き出す

⑥ステップ2の①を終えた状態に戻します。
⑦左手にある49本の筮竹から右手で半分くらいをとり、掛助器に入れその中から1本抜き取り、左手の小指と薬指の間に挟んでおきます。
⑧左手に残った筮竹から、8本ずつ、掛助器に移していき、0~7本残った所でストップします。
⑨残った筮竹と②で左手の小指と薬指の間に挟んでおいた筮竹を合算して、筮竹が何本あるか数えます。
⑩本文にある八卦の種類と意味を確認して、筮竹の本数に該当する易数の卦名をメモします。これが下卦になります。

ステップ4:爻位を導き出す

⑪ステップ2の①を終えた状態に戻します。
⑫左手にある49本の筮竹から右手で半分くらいをとり、掛助器に入れその中から1本抜き取り、左手の小指と薬指の間に挟んでおきます。
⑬左手に残った筮竹から、6本ずつ、掛助器に移していき、0~5本残った所でストップします。
⑭残った筮竹と②で左手の小指と薬指の間に挟んでおいた筮竹を合算して、筮竹が何本あるか数えます。
⑮筮竹の本数が1本=初爻、2本=二爻、3本=三爻、4本=四爻、5本=五爻、6本=上爻となるのでメモします。これが爻位になります。

ステップ5:メモした上卦、下卦、爻位から解釈する

ここから鑑定に入ります。
下表のとおり、上卦と下卦の組み合わせで、六十四卦が決まります。

上卦
下卦 乾為天 沢天夬 火天大有 雷天大壮 風天小畜 水天需 山天大畜 地天泰
天沢履 兌為沢 火沢睽 雷沢帰妹 風沢中孚 水沢節 山沢損 地沢臨
天火同人 沢火革 離為火 雷火豊 風火家人 水火既済 山火賁 地火明夷
天雷无妄 沢雷随 火雷噬盍 震為雷 風雷益 水雷屯 山雷頤 地雷復
天風姤 沢風大過 火風鼎 雷風恒 巽為風 水風井 山風蠱 地風升
天水訟 沢水困 火水未済 雷水解 風水渙 坎為水 山水蒙 地水師
天山遯 沢山咸 火山旅 雷山小過 風山漸 水山蹇 艮為山 地山謙
天地否 沢地萃 火地晋 雷地豫 風地観 水地比 山地剝 坤為地

詳細については、他のサイトで「六十四卦早見表」というものが出ていますので、お手数ですがそちらをご参照ください。

●自己探求(易占探究)

●恵祥先生のしあわせアカデミー(易経六十四卦の解説)

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