こんにちは。ホステス占い師🍷柊里(しゅり)です。
片思いの期間、付き合ってからの期間、そして別れの時と、恋愛の悩みは尽きませんね。
夜の過ごし方や良い睡眠が翌朝のコンディションを決めるように、次の恋愛をもっと良いものにするには別れ方、別れた後の過ごし方はとても大切です。
今回は少し寂しいお話ですが、恋愛のおわり方についてお話させて頂きたいと思います。
今別れを考える相手が居ない方も、頭の片隅に入れておいてもらえたらと思います。
お別れの心得
まずは次に進むためのお別れのポイントです。
・喧嘩別れはしないこと
(別れ話は冷静に話し合ってから、または感情的にならず伝えられる時にする)
・一生会わない覚悟がでない時は別れ自体を匂わせないこと
(別れのキーワードは相手が何と言おうと絶対に別れるまでは出さない)
・別れた後の関係は考えないこと
(友達にも戻れない、他人に戻る覚悟を持つこと)
・相手のSNSのフォローは外すこと
・本当に必要な事以外の連絡はとらないこと
(荷物を送る方法など)
・相手の噂話は聞かないし話さないこと
・すぐに次の恋人を作ろうとしないこと
・ヨリは戻さない覚悟をもつこと
優しい別れというのは綺麗ごと
さて、先ほど挙げたポイントですが、いくつか納得いかない方も居るのではないでしょうか。
「恋人としては違ったかもしれないけど、友達に戻って普通にいい関係を築ける人も居る!」と。
そうですね。とても素敵な考え方です。
その割り切りができる人が居ないとは言いません。
ですがそれはあくまで”あなた目線”でしかないのです。
お相手はどうですか?「友達に戻ろう」と言ってはいても、”友達に戻ればいつかまたヨリを戻せるかもしれない”という僅かな期待を微塵も感じていないとは限りませんよね。
恋人でなくなったとしても、寂しさを感じたくないから次が見つかるまではこのまま‥なんて考えが、100%ないとは言い切れません。
優しさ(のつもりの行動)や綺麗ごとで相手の人生を無意識に縛ってしまったり、これからの相手の可能性を狭めてしまうのです。
別れるときは自分がどうであったとしても、相手がどう言っていたとしても、相手のこれからを思うのならきっちりと別れる。
本当に友人や知人として縁のある相手ならば、そこできっちりと別れても、どこかで自然とまた繋がります。
お互いが落ち着いてからの話ならまだしも、一度しっかりと終わりを示さないのは誠意的とは言えません。
ちなみに‥
“距離を置く”というのも全く意味はありません。
それは一旦話し合いから逃げているだけ。
空いた距離は縮まりません。
一緒にいるならば必要なのは話し合い。
喧嘩で冷静になれるまで少し時間を作る程度ならばまだしも、離れてしばらく時間を作る事は現実から目を背けているだけであり、別れるまでの猶予期間でしかありません。
例えそれで戻ったとしても、それは「新しく付き合えそうな人も居ないしやっぱ居ないと寂しかった」だけ。
話し合いを放棄し、ほとぼりが冷めるまで距離を置くことは決して以前より絆が深まる事はありません。
男女の友情は成立しないのか
それでは、男女の友情は成立しないのか?
これも先ほどのお話と同じです。
100%ないとは言いません。
できる人も居るでしょう。
ですがそれには”自分だけ”ではダメなのです。
相手がいつ自分を異性として見るかはわからない。
逆に言えば異性として見た上でなければ男女の友情は成立しません。
「ウチら男とか女とかじゃないから~」「男同士みたいなもんだから~」はむしろお互いの性や人生を尊重できていない。
お互いに相手を異性として認識しているからこそ、男女として適切な距離を保ちながら友人として関われるのです。
本人たちがどうこうだけではなく、いつかできるその友人の恋人と、その関係の為にもです。
相手の人生や、その周りを取り巻く状況を尊重できないのは友達とは言えません。
男女だからこそ男女を意識した友人関係が必要になってきます。
男とか女じゃないからーなんてセリフは頭も股もユルい女の第一歩なので気を付けましょう。
気品とけじめという優しさ
きちんと終わる覚悟もないのに別れを口に出し、ちゃっかりと相手に「いい人が居れば他の人と恋愛しますよ」という予防線を張り、代わりが見つかるまではズルズルと相手に依存する。
寂しさから来る行動以外の何と言えましょう。
いつまでも相手に甘えるのはやめなさい。
変わらぬ日々を過ごすのであれば別れなけばいいでしょう。
選ぶ別れ。そこにあるのは醜悪な未練か残酷なさよならだけ
達観した気になるのは自己満足でしかない。
友人や知人としての縁があればまた繋がることもあるでしょう。
一度しっかりと距離を置き、相手に新しい道を歩むための期間も与えないのは、体のいい束縛ですよ。
それは優しさではありません。
逆に言えば絶対別れない!別れたら復縁はしない!という覚悟すらないから続かせられないのかもしれませんよ。
綺麗な別れがあるとすれば、それは死別だけ。そして優しい別れは”相手に”未練を残させない事です。
残酷である事でしか、最後の優しさ、誠意は示せない。
最後までいい人で居ようとしないこと。あなたから別れを示すのであれば、最後に悪者になるくらいの覚悟は持ちましょう。
お相手がそれをできない(ズルズル引っ張るような別れ方をする)場合、別れて正解の相手です。それはあなたの為じゃない。
別れを知っている人こそが、出会いと今ある縁を大切にできる人。
キッパリと別れる事が出来ないあなた、今一度もっと”別れ”に対して真摯に、真剣に向き合ってみて下さい。
占い師とホステスの二刀流! どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。 何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。 |