現役占い師🍀十田ニコです。
アナタは現在、恋をしていますか?そして、その恋を思いっきり楽しんでいますか?
自分自身、もしくは、相手が結婚をしている場合、せっかくお互いに両思いで愛し合っていたとしても、それは世間から「不倫」と呼ばれ、揶揄されてしまいますよね。
不倫は、日本の法律上、許されることではありません。しかし、人を好きになるという気持ちそのものは、本来、とても純粋で、美しいものです。
自分の身を投じている恋愛が、いわゆる「不倫」と呼ばれるもので、やめるべきなのにやめられず罪悪感に悩んでしまっている、あるいは恐怖におびえている…なんて人は、こちらの記事に目を通していってください。
不倫という響きにまとわりつくもの
不倫という言葉の印象は、とてもよくありません。人の道に反することをしているというイメージがあり、実際、公的な立場にある人が不倫恋愛をしてしまうと、謝罪会見などを開き「お騒がせしました」「ご迷惑をお掛けしました」などという言葉を口にし、頭を下げる事態になってしまいます。
しかし、本人は、本当にそこまで悪いことをしているのでしょうか?「不倫をするなど、けしからん!」と本気で思っている人は、既婚者を好きになってしまった経験や、既婚者でありながら他の誰かに恋をしてしまった経験のない人でしょう。
こういった経験をしてきている人は、不倫というものが、いかに「抗いようのない恋愛」であるかということを理解しているので、メディアで叩かれている芸能人などを見ても、心から「なんて酷いヤツだ!」とは思わないはずです。
人を好きになる気持ちが「理屈でない」ということを感覚的に把握しているからです。
「不倫」というのは3次元的な考え方
不倫という考え方で既婚者の恋愛を揶揄するのは、非常に俗世っぽい、3次元的な考え方です。
婚姻関係というのは、あくまでも人間社会において、そういうしきたりがあると何かと「都合がいい」が故に存在しているものであり、高次元な魂の世界においては、恋愛とは自由なものであり、ルールなど存在しません。
「純粋な愛」を感じ、それを受け取ること、与えることに喜びを見出すというのは、この世に生まれてきた人が、何より最も経験すべきことなのです。
「悪いことをしている」と考えない方がいい
不倫という言葉の響きに囚われ、「自分は悪いことをしているんだ」という意識が働くと、その恋愛は、実際に「悪いこと」になっていってしまいます。しかし、本来、自身の内側からみなぎってくる愛情を、しかるべき相手に注いでいく、というのは、高次元的な世界においては、非常に美しく、尊く、価値のあることです。
もちろん、そのことが公になってしまったら、傷つく人や、被害をこうむる人も出てくるでしょう。そういったことを防ぐために、最大限「隠す」という努力をしなければいけないのは間違いありませんが、「悪いことをしているから隠す」のではなく「守るべき人を守るために隠す」という発想に切り替えていけば、密やかに育もうとしている恋愛は、必ず光り始め、成長していくことでしょう。
生きることの意味について考えよう
いわゆる不倫と言われているような形式の恋愛であっても、それを経験し、心から生きる喜びを感じ、人間として成長もし、周囲の人に愛情を与えていけるのであれば、それは非常に尊いことです。
清く正しく美しくあろうとするがあまり、我慢に我慢を重ね、眉間にシワばかり寄せて、ストレスをため、病気になったり、周囲に当たり散らしたりする人生と、大好きな人と豊かな愛情を育む人生、アナタはどちらの人生に身を投じたいでしょうか?
人生は一度きりしかありません。100冊の本を読んで勉強をするよりも、本気の恋愛を一度する方が、人間の魂はよほど磨かれ、本当の意味で生きている実感を得られるのです。
京都のタロット占い師。元ゲームクリエイター。趣味は作詞・作曲をすること&妄想小説を書くこと。 シャム風の猫を飼っている。温泉とお笑いが大好き。 |