こんにちは、ホステス占い師🍷柊里(しゅり)です。
「婚活」に悩むアラサー女子も、漠然と将来が気になりだしたあなたも、「結婚」というものを現実的に考えたときに出てくる相手への条件ってそれぞれですよね。
女性が結婚相手に求める条件は、性格や思いやりがあるかなどの内面的スペック以外だと、やはり「収入が安定していること」が上位にランクインします。いくら性格が大事とはいえ、食うに困るレベルでは「愛があればお金なんてなくても幸せ♪」とは言ってられないですもんね。
もちろん、性格は大事です。だけど当然、性格も良くてお金に余裕もあればなおよし…。
今回はその「収入」にフォーカスを当てて、お金を持っている男性が選ぶ女性像について見ていきます。
一括りに「お金持ちの男性」と言っても、いろいろな種類の男性がいますよね。例えば新進気鋭のベンチャー企業の社長さんなのか、はたまた一線から退いた悠々自適な資産家なのか…。
まず、前者のベンチャー企業の社長さんが結婚相手に選ぶ女性のタイプの傾向を探ってみましょう。
ベンチャー企業の社長が選ぶ女性のタイプ
①共に戦える戦友
自身で起業して経営をしている男性、または、これからどんどん事業を拡大していく男性で、特に初婚の場合は「共に戦える女性」を求める傾向にあります。
とくに日本人の場合、ハウスキーパーを雇う文化がまだまだ定着していないこともあり、家事や家計の管理など家のことを安心して任せられるような主婦力の高い女性が人気です。
自分は外で忙しく走り回る分、家を守ってくれる女性を好む方が多いですね。自営業の場合は、さらに仕事も手伝えるほどバイタリティある女性を求める方も。
「玉の輿=のんびり悠々自適」と考えていた方のイメージとは少し違うかもしれませんが、これを求める経営者は意外と多いのです。
では、そんな彼らの求める「戦友」はどんな女性か、さらに見ていきましょう。
②節約上手な良妻賢母
ベンチャー企業の社長さんやこれからどんどん事業を大きくしたい、または自身で会社を立ち上げたいという野心を持つタイプの男性は家庭的で財布の紐の固い、堅実な女性を好む傾向にあります。
この人になら、家計の管理(自分の稼いだお金)を任せても大丈夫だと安心できるような…「少しでも安いなら、2駅先のスーパーまで買い物に行くよ~」というような、真面目で節約上手な女性です。
また「過去に家庭の事情で苦労したことがあるからこそ、しっかりしている」というような、苦労を乗り越えたしっかり者好きも多いですね。もちろん、節約には自炊も大事。「あまり物しかないんだけど…」と言いつつ、ササっとその場で料理を振舞えるような家庭的な一面を見せられると「お、やるな」となります。
自身にない面を求める傾向からも、その他にも洗濯のコツ、季節ごとの旬やライフイベントについての知識やそれらについても節約術などに詳しいとポイントが高いです。自身が一線で戦う彼らは、嫁として安心して背中(家庭)を任せて戦いたいんですね。
③物の価値を知っている
先ほどの節約の話にも関わってきますが、「戦友良妻賢母タイプ」の女性はお金に対して非常にシビアな傾向にあります。玉の輿を狙うどころか、むしろ非常につつましく、平均よりも少ないお金で生きていけるような女性。もし必要以上に多くお金が入ったならば、貯金にまわして将来に備えられるような、堅実で欲の少ない女性が愛されます。
こういった女性は、男性に食事をご馳走になったときなどには、どれだけ安くても、それが何度目であっても、心からの感謝の言葉が出るのです。
食べ物のありがたみを知っていて、好き嫌いも少なく健康面にも気を配れる女性…と、ここまででまさに理想の主婦!ザ・昭和!という感じが伝わりましたでしょうか。
④尊敬はするが媚びない
お金を稼ぐことが、どれだけ大変かを知っている「戦友良妻賢母タイプ」。ゆえに、このタイプの女性は男性が外に出て働くことに対しての敬意は決して忘れません。「あなたが外で仕事を頑張っているのだから、私は家を守り、あなたが仕事に専念できる環境を作るのが仕事」と、自分の役割はあくまでもサポートだというスタンスで、外で働く男性が仕事のことだけを考えて没頭できるように尽力します。
そして、前提として自分の稼ぎでも生きていける強さと生活の知恵を持つ彼女達は、決して「お金持ちのあなたと結婚したら、週に何回かは習い事して~、のんびり過ごせるよね♪」なんて考え方はしません。欲のない彼女達は、お金に目がくらんだような甘え方も媚びたりもしないのです。
ベンチャー企業の社長さんなどが結婚相手に求める「戦友良妻賢母タイプ」。自立した精神がある女性だからこそ持っている「内助の功」の素質を、お金持ちや経営者は良く見ているのです。
⑤聞き上手・褒め上手・叱り上手
彼らに好かれるのはやはり「聞き上手」な女性であること。
例えば、彼が女性に仕事の話はしたくないタイプなのか、それとも時には愚痴を聞いてほしいタイプなのか、第三者視点の意見がほしいのか…それを見極める力が求められます。
あなたが聞きたいことではなく、今、彼が聞いてほしいことをそれとなく聞く、時にはご飯と少しのアテを用意して、お酌だけして黙っていることも必要だったりします。
また、疲れていそうなときには彼の褒めてほしいところを褒めるスキル、場合によっては、会社では他に誰も叱ってくれる人がいないトップの彼を「叱れる器」も必要です。
ただし、聞き出すときは媚びず、褒めるときも甘やかさず、叱るときも見下さない。 これがしっかりとできなければただのお節介、うるさく可愛げのない女になってしまいます。
感情表現が豊かでありつつヒステリックとは遠い、理想の母親のような母性と包容力が求められるのです。
⑥ともに耐え忍ぶ強さがある
さらに、「戦友良妻賢母タイプ」に求められるもの。それは、どんなときにも弱音を吐かない強さです。
正確に言えば、弱音にも種類があります。「今日買った服がほつれてたの~、ショック…」とか「友達が元気なくて、心配で…」のような悩みや弱音くらいは、彼が暇な時であれば結構。
ですが、経営者の男性は時には事業がうまくいかない時だってあります。
例えば、いつもより少し帰りが遅い日が続いたり、少し収入が下がる時期があったりもするかもしれません。
「戦友良妻賢母」は、ここでは愚痴や文句を決して言いません。
彼の仕事がどうもうまくいっていないのかな?と感じるときにも、「この人ならきっとまた立ち上がる」と、ただただ信じて、口を挟まないのです。彼も仕事でプレッシャーと戦っている。
だからこそ、そんな彼が辛い時期にあれこれと詮索したり、文句を垂れたり、経済面や家事や相手の家族のことに対しての愚痴なんて吐きません。
また、ちょっと前より収入が下がったからと言って彼をナメてかかり、「少しくらい早く帰ってきて、手伝ってくれたらいいのに!」「あなたのご家族のことなんだから、ちょっとくらいあなたが話してよ!」「これ以上収入減ったら困るんだけど」などと詰め寄りません。
辛いときにこそ、夫婦それぞれがそれぞれの仕事を全うするのです。
ちなみに、結婚する前からこの素質があるかどうかを見極めるために、あえて手持ちのお金をを少なくする日を作ったりするなどする経営者男性も結構いますからね。
男性を立てつつ解決する方法を考えることができるタイプかどうか、彼らだって当然品定めします。
お金がある自分について来るのではなく、お金がないときでもついて来てくれる女性かどうかを、結局のところ彼らは最も重視するのです。
ベンチャー企業の社長には「戦友良妻賢母タイプ」
ここまでベンチャー企業の社長が選ぶ傾向のある女性のタイプをご紹介してきましたが、これらを併せ持つ「戦友良妻賢母タイプ」が最強です!
そして「戦友良妻賢母タイプ」を目指すなら、基本的に「玉の輿=悠々自適と思わない」ことが大切なポイントです。
一線から退いた資産家が選ぶ女性のタイプ
今度は、後者の一線から退いた資産家が結婚相手に選ぶ女性のタイプの傾向を探ってみましょう。ベンチャー企業の社長が選ぶ「戦友良妻賢母タイプ」とは、どんな違いがあるのでしょうか。
①一緒に過ごして楽しい、安心する
一線から退いたり、退きつつある資産家は、時間の為にお金を使うことを有意義と感じているような方が多く、ハウスキーパーを雇っているケースが多いです。
また、離縁を経験されている方の場合は、結婚した後に相手の女性がいなくなる人生を経験しているため、最初から家のことを女性に全て任せたい…という考えもない人が多いです。
ですので、女性に仕事の手伝いや家事などはとくに求めず、どちらかと言えば自分が一緒に過ごして楽しい、安心する女性、つまり「癒しいい女」を好む傾向にあります。
家に帰ると彼女が癒してくれる…精神面の内助の功に重きを置く男性ですね。「玉の輿」と言えば、こちらを想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし、そこまでお金と心に余裕のある男性と初婚で出会うのは難しそうですね。
親の代からの資産家や、何かで大当たりして一気に資産を得た男性くらいでしょうか。
いずれにせよ「癒しいい女」を求めるタイプの男性は、女性に家事のスキルや家計の管理など、あれこれ細かいことはあまり求めません。
②色気とかわいげ
お金と心に余裕のある男性の多くは、壇蜜さんのような女性を好みます。
見た目は、決してパっと目をひくような派手さがある訳ではないけれど、どこか不思議な色気と品を感じるような女性です。
花が綻ぶような笑顔には儚さと色気、チャーミングさの全てが必要になります。
話していると何でも受け止めてくれそうに首を傾けるその姿勢は、ひたすらに受け身であるように見えるのに、どこか何を考えているのかわからない…。
つまり、子犬のような人懐っこくころころと変わる表情と、1枚脱がしたくらいでは見えてこなさそうな知的なミステリアスさが必要となってきます。
言わずもがな聞き上手・褒め上手のスキルは「戦友良妻賢母」と同じく、いえ、それ以上に必要とされます。なぜなら、彼らが女性に求めているのは何より一緒に過ごして癒される時間ですから。
「癒しいい女タイプ」を好む男性とお付き合いするならば、例えるならば、家の中であっても、いくら慣れ親しんでも、彼の専属ホステスになるようなイメージでしょうか。
忙しく働く彼は、若者の流行りに追いつけないこともあります。
そういうときに「世の中の需要や傾向」として流行の話をできたり、彼を「へぇ~」と言わせられるような話題を提供できる…そういう所も必要になってきます。
③相手が求めている言葉を返す
「癒しいい女タイプ」は、男性の喜ぶツボを心得ています。
何をすれば男性がドキっとするのか、ほう、っと関心するのかを知っています。しかし、決して男性を「男ってバカだわ」などと見下したりはしません。
ただ「喜んでくれるなら」と、一番求められる返事をするだけなのです。
男性が意外と単純であることは知っていますが、それを利用するとかバカにするのとは違います。
「それで喜んでくださるんだからいいじゃない」と、逆に言えばあざとくても分かりやすく可愛い言葉をかけてくれるような女性がいかに少ないかがわかります。
彼女達は、いわば感性のかたまりのような存在で、目、耳、肌で、目の前にいる男性が欲しがっている言葉や扱い、空気までもわかるのです。
そして、知的で言葉遊びに長けています。
このうっすらと見える「知性」にこそ、エロスが詰まっているのです。彼らは小手先だけのおべんちゃらトークには、その辺のホステスとの適当な会話で慣れていることでしょう。
「玉の輿」に乗りたいのであれば、1歩も2歩も他の女性より先を読めなければなりません。
成功者と会話できるだけの知識や気遣い、言葉選びも、その辺の女には無い着眼点がないとできないのです。
時には「えへへ♡」とか、サラっと言える女でなければならないのです。
ただ大人しく座って相槌を打っているばかりではダメ。
表情の静と動のバランスも大切です。
「愛想よくしてれば可愛がってもらえるの~。楽ね~」なんて思ってはいけません。
もちろん、それを「どんな時でもずっと」できなければならないのです。
相手が仕事でピリピリしていようが、あなたが疲れていようが、何か不満があろうがいつでもです。
いつも、2人の笑顔の主導権はあなた。
慣れが出てきて“可愛げ”がなくなってはダメです。
いつでもかわいく、笑顔で穏やか。相手の気持ちを汲んでさりげなく元気付ける…それをずっとずっと続けていかなければならないと考えれば、女性はいかに強くないといけないかが分かると思います。
④相手を立てて尊重する
「癒しいい女タイプ」は、男性が頼られるのが好きなことを知っています。
相手の男性を頼り、褒め、威厳を保たせることこそが長期的に見て自分自身と男性の為になると分かっているのです。
男を立てるというやつですね。
お願いをするときは、最初は、例えばモーニングコールのようなさりげないお願いから始めて、徐々に大きくしていきます。
そして、それを相手の男性が不快に思わず、むしろ「もっとしてあげたい!」となるのはお礼上手だからです。
ただし、少しのことでもいつものことでも、同じように「ありがとう!」と喜ぶだけではダメ。
例えば、安いお店でも連れて行ってもらったら「ありがとう」は必ず言いましょう。
しかし、高いお店のときは、男性はそのお店を「どう?」と思いながら連れて行って下さっているわけですから「すごい!これ、すごくおいしい~♡」と、いつもは見せないくらいの幸せそうな笑顔を見せる…つまり何事にも感謝はするけれど、大きいものには大きな感謝を表す。
その差を作るということです。
そうすると、感謝を知らない女ではなく、さらに何でも同じように喜ぶわけではないということが伝わり、お金を持っている自分なら尚一層喜ばすことができると男性に思わせることになるのです。
お金を使っていただくのが上手いんですね。
また、もしも何か間違えてしまったときには言い訳せずに、素直に誠意をもって謝ること。
決して、相手に自分を見くびっていると思われるようなことがあってはいけません。
そして、床上手であること。
床上手とは、ただテクニックがあることではありません。
男性が喜ぶ表情や言動のツボを明確に押さえて、一番いいリアクションがとれること。
セックスもコミュニケーションのひとつですから、振る舞いが問われます。
根がつまらない女は、セックスもつまらないものです。
⑤叱る時は目が覚めるような叱り方で
また女性は、何でもかんでもニコニコしてればいいってものでもありません。
「自分」がない女なんて何の面白みもありませんから。
でも、キンキンと怒りの感情ばかりが激しい女性は好まれません。
では、どんなときなら「怒る」という感情を出していいのでしょう。
それは「お金で動く女扱いされたとき」です。
目の前に100万200万ぶら下がっていたとしても、そういうときは「そんなの要らない」と怒ってやりましょう。
ただ善意でくれたのではなく、「これがあればいいんだろ?」というような場面です。
そんなお金でも媚びる人が多いんですよね。
「いや、そんな…お金が欲しかったわけじゃないし…」なんてしおらしく、そう言いながら「ワンチャンもらえるといいな~」みたいな態度は一気に興ざめ。
お金で買える安い女の出来上がりです。
それから、彼がうじうじと自分を責めたりしたときに優しく抱きしめてあげるばかりでは、彼をダメな男にしていきます。
そうすると、せっかくの彼の魅力、男の意地をそぎ落としてしまうのです。
バカにせず、押し付けず、喝を入れるのはとても難しいですが、それができる女こそがいい女。
他にもポイントは色々とありますが、簡単に言えば感情で怒るのではなく「ハッと目が覚めるような叱り方」ができる女であることです。
⑥お金を稼いできたプロセスを尊重する
他の回でも書きましたが、お金持ちの男性には、当然、お金に寄って来る女性にがごまんといますから、そういった男性は、近寄ってくる女性がお金目的でないかどうかを最も厳しくチェックします。
お金を使わせるのが上手でないといけないのに、お金目的ではダメなんですね…。
ですが「お金なんて全然要らないよ、例えばあなたにお金がなくても好きよ」なんて言ってはいけません。
それは彼の現状を否定することにも繋がるからです。
「癒しいい女タイプ」を目指すならば、お金を持っている彼や、彼の持っているお金が好きなのではなく、「お金を稼ぐプロセスを乗り越えてきたあなたを尊敬する、そこも含めて好き」というスタンスでいることが正解です。
例えば「もしも僕の仕事が突然傾いたらどうする?」と聞かれたら、「それでも一緒にいる!私も働くし、お金なんてなくてもー」ではなく、「それでも一緒にいるよ、別にお金が目当てじゃないしね。だけどあなたは、そんな生活耐えられる人じゃない。私に苦労させたくないから、どんなときだってまた立ち上がるでしょう?私は、そんなあなたが好きなの。もちろんサポートするわ」と答えるような女性でいることです。
お金持ちの男性は、「稼ぐ自分」というステータスやお金そのものではなく、自分の男としての価値や実力をしっかりと見てくれる女性こそを求めているのです。
一線を退いた資産家には「癒しいい女タイプ」
ここまで一線を退いた資産家の会長が選ぶ傾向のある女性のタイプをご紹介してきましたが、これらを併せ持つ「癒しいい女タイプ」が最強です!
占い師とホステスの二刀流! どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。 何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。 |