姓名判断は日本語だけにしか対応していないの？アルファベットの姓名判断ってあるの？

名前によって運勢や性格を占う「姓名判断」って、基本的に漢字の「画数」を鑑定の材料にしていますよね？

「山」だったら３画ですし、「木」だったら４画…というように。この画数の合計で鑑定を行っていくわけですが…。

この姓名判断って、アルファベットでも鑑定可能なんでしょうか？

海外の人の名前も、姓名判断で占えるの？ということが気になっている人のために、こちらではその疑問にお答えしていきたいと思います。

アルファベットの姓名判断も存在する！

結論から言うと、アルファベットでも姓名判断を行うことはできます。

たとえば、「A」であれば３画ですし、「C」は１画というように。これらの合計や組み合わせなどで鑑定を行うので、基本的には漢字やひらがなで占うのと一緒、ということになります。

ただ、英語圏に住む人々の中には、画数によって運勢を占う…といった概念はそもそも定着していないようで、基本的には、星占いやタロット占いが中心になっているようです。

姓名判断は、画数の多い漢字というものを日常的に用いている、中国人や日本人の感性に合っている、独自の文化ということなのです。

しかし…、英語圏の人にとっては新しい「画数」で運勢を占う、というコンテンツをもしも、流行させることができたら、これはビッグビジネスとなるかもしれませんよ！

姓名判断ってそもそも信憑性があるの？

ところで、姓名判断について、絶対的な信頼を寄せているという人はどれくらいいるでしょうか？姓名判断が、運勢の100%を決めてしまう…と思っている人はさすがにあまりいないでしょうが、実際、自分の子供に名前をつけるとなったら、一応は気にしておきたい…と思う人が多いかもしれませんね。

100%信じているわけではないにせよ、姓名判断上「悪い」とわかっている名前を付けるくらいなら、せっかくだし「良い」とされている名前を選ぶ方が、どちらかといえば安心だと、誰もが思うことでしょう。

画数と運勢に科学的な因果関係はないと思われますが、姓名判断の結果が、心理的に影響を及ぼすということは大いに考えられます。

「あなたは非常にいい画数ですよ！」と言う言葉を聞かされた上で日々生きるのと、「あなたはとても悪い画数ですね」と言われた上で生きていくのとでは、バカにならないくらいの影響が出てきてしまうということです。

つまりは、この現象こそが、姓名判断の本質と言ってしまってもいいかもしれません。

画数なんて気にしない！というマインドを徹底できる人であれば、どんな名前だったとしても運勢は常に上向きですし、些細な事やジンクスをいちいち信じ込んでしまう人にとっては、姓名判断の結果は、非常に重大なものになってくるということです。

大事なのは画数よりインスピレーション？

子供の名前や、自分の芸名など、何か、大事な名前を決める時、本当に意識しなければいけないことは、「画数」の他にもあります。

それは、パッと見た時に、なんとなく受けるイメージであり、印象であり、直感、インスピレーションなどです。

画数というものは、いちいち辞書を引いて調べなければ、誰も正確なものを割り出せませんが…字面や響きから得られる感覚というものは、多くの人にとって一瞬で共有できるものであり、絶対的なものです。

このファーストインプレッションは、ある意味、画数という概念よりも、ずっとずっと大事になってくるので、忘れずにいてください。

画数のルールにばかり縛られてしまうと、画数は確かにいいけれど、なんとなく見ていていい印象を受けないなぁ…というものまで、「よし」としてしまう危険があります。

姓名判断という、他人が作ったものさしにばかり振り回され過ぎるのではなく、自分自身のハートや、アンテナを、まずは信じてあげてください。