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HSP(/HSS)・エンパス体質な人の特徴と違いとは~繊細・敏感すぎる!優しさが自分を苦しめる…生き辛さを感じるあなたへ~

こんにちは、ホステス占い師🍷柊里(しゅり)です。

HSP(HSP/HSS)、そしてエンパス体質という言葉をご存知でしょうか?

近頃はインターネットでもよく見かけるようになったこの言葉ですが、まだまだ一般的には知られておらず、友人や家族にすら理解してもらえず苦しんでいる方も多いです。
また、自身が実はHSP(/HSS)やエンパスである事に気付いておらず、漠然とした生き辛さを抱えている方も多いのが現状です。

今回は3つの体質の基本的な特徴や、過ごし方、向き合い方などを簡単にではありますがお話させて頂きます。
自分や家族、友人、恋人などと照らし合わせながら読んでみて下さいね。

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは、高度な感覚・感受性を持ち、周りからの刺激に過度に敏感である人を指します。

強い光や大きな音、臭い、カフェイン、肌に触れる物の肌触りなど、物理的な刺激であったり、人の心にも左右されやすいのが特徴とされています。
具体的には、一緒に居る相手が不機嫌になると必要以上に気にしてしまう、原因がすぐに分かる、など。そして、環境の変化にも弱く、突然予期せぬことが起こると混乱しがち

また、ミスをしないか必要以上に気にかける。さらに、人に見られているといつものように仕事や作業ができなくなったり、共感性羞恥などのように、他者が恥ずかしい思いや痛い思いをしても自分の事のように恥ずかしくなってしまったり、辛く感じてしまいます。

ドラマや映画などの、暴力的なシーンなどが含まれるものは避ける傾向にあり、子供の頃は内気だと思われていた事が多く、単純に繊細で敏感というだけではなく、それにより生き辛さまで感じてしまい、時には問題が起きるほどである、というのが特徴です。

HSS(ハイセンセーションシンキング)とは

HSS(ハイセンセーションジンキング)とは、HSPとは対照的に好奇心旺盛で刺激や変化を求める、外交的な気質のある人を指します。

楽しい事、刺激的な事、新しい事を求めるあまり、リスクも厭わず積極的に行動します。
一見明るく行動的する社交的な人なので「アクティブで羨ましい」「楽しそうだなぁ」「素敵な人だなぁ」なんて思われる事もありますが、リスクを厭わず行動してしまう故に信頼を失ったり、社会的な損失も有り得ます。ギャンブルにハマったり、借金をしてまで遊んでしまったり、お酒を飲みすぎてしまう、浮気に走りやすい・・など。

また、衝動的な気質のせいで人間関係のトラブルも多くなりやすく、新作のブランド品や流行り物などで浪費してしまったり、新しい趣味を見つけてはお金をつぎ込んでしまいがち。さらに、DVやいじめなど暴力的な行動に出てしまう人も。

HSP/HSS(HSS型HSP)とは

HSP/HSS(HSS型HSP)とは、刺激を求めているのに刺激に敏感であるという、つまりHSPの気質とHSSの気質をどちらも持っている人のことをいいます。
新しい事、刺激のある事に対して好奇心旺盛で行動するものの、HSPの繊細さ故に過剰に刺激を感じ、疲れてしまいます
遊びに行くのは嬉しいし楽しいけど、終わった後に以上に疲れる、刺激を消化できず眠れない・・など。

ただしHSPの性質も持ち合わせているので、リスクを侵すような事はしません
新しい事は好きですが、先行きの見えないもの、不安が大きいものは避ける傾向。
また、社交的で新しい場所が好きなので場に馴染みやすいのですが、HSP的な気質から必要以上に周囲に気を使ってしまい、そこまでする必要はないのに・・というほどサービス精神を発揮します。周りが何を求めているのかを察し、ついつい盛り上げ役になることも。

ただし、当然その後異常な疲労感に襲われます。なぜなら、相容れない2つの性質が存在する自己矛盾と葛藤し続けているからです。
しばしばHSPの気質はブレーキに、HSSの気質はアクセルに例えられます。
HSP/HSSは、アクセルとブレーキを同時にベタ踏みしながら生きているイメージです。相反する摩擦で本人はどんどん磨り減っていきます。

エンパス体質とは

エンパス体質とは、相手の感情やエネルギーの動きに敏感で、共感力が非常に高い人の事を指します。
他人へ感情移入しすぎて傷ついてしまったり、他人の強い感情を感じることにより、自分よりも相手の精神状態を優先して動いてしまったり、他者と自分の境界線が曖昧になり、依存体質や共依存関係になりやすいのも特徴
他者から見ると繊細で感受性豊かで優しく、人の気持ちにとても気が付く人…といったところでしょうか。

ただし、ただ優しいのとは訳が違うのがエンパス。本人も気付かないうちに自己犠牲になってしまったり、相手に尽くしすぎてしまい、結果相手と自分の為にならなかったりするんですよね。
他者の感情をまるで自分の事のように感じてしまう性質故、自分の気持ちや感情がどれかがわからなくなってしまいやすい…。
特徴だけ見ているとHSPと似てますよね。
違いで言えばHSPの中でも相手の感情やエネルギーに対して特に敏感なのがエンパスであり、エンパスはHSPの中のひとつ。
エンパス=HSPですが、HSP=エンパスではない、という事ですね。

エンパスと霊感・スピリチュアル

エンパス体質の方は動物や赤ちゃんなどの言葉の通じない相手の気持ちなどもなぜか解る人も多く、言い換えれば人の感情なども含む、目に見えない周囲のエネルギーを感じる力が非常に強いんですよね。つまり、スピリチュアルな力が平均的な人間よりも強い。そこから霊感が強い人も多いのが特徴です。

ただし、スピリチュアルの記事にも書きましたが、エンパスの人は繊細すぎる性質故に心が疲弊してしまい、精神が病んだせいで何かが聞こえる・見えている気持ちになっていたり、低級霊に憑かれていて、振り回されている可能性もあります。

そういう場合は、一度精神科や信頼できる霊能者、スピリチュアリストなど、多方面に相談してみる方がいいですね。

エンパス体質の方は瞑想やヨガなどが自身を癒す傾向にありますが、これは言わば精神の鍛錬になり、世界と自分を繋げてみたり、また、時には切り離して見たりする修行に非常に有効な為です。占い師は逆にその体質に近づいたり、吸収する為にこれを行ったりします。(占術紹介で触れた”命・卜・相・医・山”の、山がこれにあたります)

たまごが先かニワトリが先か…占い師などにもエンパス体質の方は多く、逆にエンパス体質の方は鍛錬すれば常人よりも確実に占い師やスピリチュアリスト、霊能者に向いているということです。

悪い所と上手く付き合うことが大事!

いかがでしたか?自身や周りに心当たりはありましたでしょうか。
いずれの気質もつらいところが沢山あり、まだまだ理解・周知されていない不便さはありますが、とても個性的で素敵ですね。

引っ込み思案であったり繊細であったり、好奇心旺盛であったり…。
良い所と悪い所は表裏一体、裏を返せばどちらにもなり得るのは、HSPもHSS(HSP/HSS)も、エンパスも、それ以外の方も同じ。

どれが良くてどれが悪いということはないのです。

自分の良い所を生かしてさらに素敵に、悪い所、困った所とは上手く付き合い、あなたらしく、自分と周りを愛してあげて下さいね

《執筆者》柊里
占い師とホステスの二刀流!
どちらの立場からも人生相談を受ける事が多く、女性として、1人の人間として相談者の人生を応援。
何事もロジカルに考えるタイプゆえに、理論だけでは証明できない占いの不思議さにハマる。

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