まさか自分が不倫をするなんて! 結婚しているのに夫以外の人に恋するなんて! 結婚している人を好きになるなんて!
と、突然降って湧いたような事態に困惑しているそこのあなた。
いろいろな感情が渦巻いて、幸せな自分と最低な自分を天秤にかけて一喜一憂しているのではないでしょうか。
アラフォー世代の婚外恋愛と不倫について、ちょっと真面目に考えてみましょう。
婚外恋愛と不倫、その違いはなんだろう?
まず先に不倫についてですが、不倫というのは不貞行為があったかどうかが見極める境界線となっています。
肉体関係があった場合
キスやデートで終わった場合、風俗での遊び
要するに、相手と肉体関係を結んだ場合は不倫とみなされて、(民法上では)法的に罰せられることになるわけです。
しかし、たとえキスや一緒に入浴など肉体関係がなかった場合でも、不倫慰謝料として請求されたケースがあるのです。
それでは「婚外恋愛と不倫の違い」ってなんだと思いますか?
結論から言えば、それは単純に本人たちの意識による、呼び方の差でしかないようです。
遊びではなく本気で愛し合っている! と認識している人たちは「婚外恋愛」と言うでしょうし、そうじゃない場合には「不倫」と言うでしょう。一般的には、婚外恋愛は「お互いに結婚している者同士の恋愛」を指し、不倫は「お互いではなくとも、どちらか一方が結婚している場合の恋愛」を指すことが多いようです。
その恋愛は遊びですか? それとも本気ですか?
人は誰だってステキな人に出会うと心がときめいてしまうものです。
それが「あ、カッコいい人だな。タイプだな」と思うだけで終わってしまうのか、もう一歩踏み込んだ行動に出るのかは人それぞれでしょう。
しかし、独身の恋愛も既婚者の恋愛においても言えるのは、決してひとりでは恋愛はできないということです。
必ず相手がいて、想いを通わせたりカラダを重ねたりするのですから、恋愛を始めるのも終わらせるのも自分本位ではできないのです。
なかには「不倫してみたい!」という好奇心から、安易に相手を求めて不倫街道まっしぐら! を楽しむ人もいるかもしれませんが、自分の感情やその後の行動に悩む場合はただの快楽などではないでしょう。
どうにもならない感情に悩みながらも、その相手を愛さずにはいられないのなら、それは遊びなどではなく本当にその人を好きなのかもしれません。
人が人を好きになること、そのこと自体は誰かを責めたり責められたりするようなものではないはず。だから、もし自分を責めているのなら、あなただけはあなたの「恋する気持ち」を許してもいいかもしれません。
恋に落ちてからの自分を見つめてみよう!
人を好きになってからの自分を、あなたはどう感じてどう見ていますか。
家族や友人を適当に扱ったり、自己中心的な振る舞いをしているようでは、その恋はあなたにとってマイナスな方向へと走らせているかもしれません。
あるいは、お互いに好きな気持ちを自覚しながらも、肉体関係を持たずにプラトニックな関係を続けている場合もあるでしょう。
いずれにせよ、その恋に身を投じているときの自分を客観的に見たとき、「こんな女性なら愛されるのも無理はない」と思えるような自分でいたいですよね。
誰かの思いを踏みにじりながら、自己中心的な感情に溺れていくときでさえ、「これだけは」というストッパーを心の中に持ち続けるといいでしょう。
100%婚外恋愛にハマるのではなく、99%と残りの1%でもいいので、あなたが美しくいられる砦(とりで)を崩さずにいられることをおすすめします。
それは女性としての「美」であったり、人としての「凜としたさま」であったり人それぞれですが、その恋があなたや大切な人をステージダウンさせるようなものにならないよう、行動しましょう。
あなたは悪魔か? 天使か? それは恋の結末次第
婚外恋愛であれ不倫であれ、その恋がこの先どういった結末を迎えようとも、自分の気持ちに素直に応じながら相手とその家族の邪魔にならないよう配慮できるなら、あなたはまだ悪魔ではないかもしれません。
とはいえ、相手が既婚者であれば、その家族にとってはあなたは悪魔以外のなにものでもないでしょう。
どんなに心を痛めながら自分にウソをついて、相手の負担にならないよう邪魔にならないよう気を遣っても、相手の家族にはあなたが悪魔に見えるのです。
恋する気持ちは人間に平等に与えられた素晴らしい贈り物。
あなたが天使でいられるのか悪魔になるのかは、その恋の結末によって変わってくるのかもしれません。
神社で生まれ育ち心理カウンセラーの資格を持っている霊気ティーチャー。 直感とオラクルカードをデッキに使用したリーディングで、人間関係や恋愛カウンセリングを口コミで行う。 |